我が家のフォノイコライザーは乾電池で動作します。引っ越しなどあり2年ほど電源を入れていませんでしたが、最近落ち着いてきましたのでアナログを復活させました。
単一乾電池16個を交換
カートリッジをトーンアームに取り付けてから、VPIの冶具を使ってオーバーハングの調整をしています。
次はシェァーの針圧計を使って規定の針圧に調整です。VPIのトーンアームには針圧の目盛がありませんので、針圧計は必需品です。久しぶりの調整は新鮮な作業に思えます。
アームは2本あり、一本にはオーディオテクニカのAT-OC9/III、もう一本にはオルトフォンのA90を取り付ける予定です。VPIのトーンアームはワンポイント式ですので、上部のみの交換が容易にできます。
我が家では、デジタルチャンネルデバイダーを使っていますので、カートリッジの出力は橋本のMCトランスとSutherlandのHubbleを経由してRastemeのRAD192DでA/Dコンバージョンして、デジタルチャンネルデバイダーにS/PDIFで接続しています。
とりあえず、音は出るところまで漕ぎつけました。次のステップは、S&K AudioのMCヘッドアンプと入力専用オーディオI/F (VT-EtSRC)と置き換えて聞き比べします。S&K Audioの場合、イコライザの機能はFIRフィルターで実現されているそうですので、どんな結果になるか楽しみです。