内装工事 - 傾斜壁

今週の月曜日から内装工事が始まりました。その前に私のやらなければならないことは全ての機器を部屋から出すことでした。石膏ボードむき出しの部屋もこれで見納めになります。

最初の作業はコーナー近くに傾斜壁を造りことです。この壁の目的は二つあります。一つ目は傾斜をつけることによってフラッターエコーを低減する、二つめは壁の裏の空隙に吸音材を詰めてミッドバス領域の残響時間の上昇を抑えることです。この写真の状態にしただけで、会話の質がクリアになったのが実感できます。

今週の作業で前面と後面の壁に檜板を貼り終えることができました。檜板は思っていたより節が多いですが、節の部分の不均一さが音響的にプラスに働いてくれれぼ良いのですが。慣れてくれば、節達も自然の木々らしく可愛く見えてくることでしょう。

内装工事の経過報告でした。