Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

楽しかったオフ会

昨日、ブログ友達のOgu様宅のシステムで音楽を聴かせて頂きました。Oguさんのブログを拝見しておられる方は、ご存じのように、オーディオだけでは無く多様な趣味をお持ちの方です。週末のパスタ料理とそのセンスの良い写真を楽しみにしておられる方々も多いことでしょう。

Oguさんのブログより転載
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Oguさんのシステムを拝見して、モノ選びのセンスの良さと”粋”を感じます。それから、機器をここまで愛おしく思われ愛用されているのを目にして、想像と破壊を繰り返している私としては頭がさがります。上記の写真に有りますように、スピーカーはUrei、パワーアンプはニッケルコアトランス入力、ファインメットコア・アウトプットトランス搭載の真空管アンプを使われています。上流には名器として評価の高い機器達で二系統組まれていて、楽曲やシチュエーションによって上手く使い分けられています。

Oguさんのシステムで音楽を聴くまでは、Ureiと真空管アンプの組み合わせで、現在ハイエンドな機器のように、上流の機器の変化に反応するのか、半信半疑でしたが全くの杞憂でした。Ureiはさすがにスタジオモニターとして使われて居ただけあって個性的は音色はありません。そして、真空管アンプは残留ノイズも少なくホーン部にに耳を近づけても何も聴こえませんでした。優れた真空管、トランスやコンデンサを使っているため音に艶があり、音離れの良さもさすがです。

初めて、個人のお宅でMcIntosh C-22(オリジナル)を聴きました。こんなに自然で音楽を上品に聴かてくれるプリアンプとは思いませんでした。”隠れ家風的な喫茶店で、美味しいコーヒーを頂きながら午後のひと時を過ごす”ことテーマにしたら、私はこの音を選びそうです。

JEFFのプリアンプ COHERENCEは、その設定(入力トランスの有無、ゲイン)によって鑑賞用または検聴用の音にもなるのは発見でした。いろいろ聴いた中で特に印象に残った演奏は、田部京子メンデルスゾーン「無言歌集」をJEFFを検聴用の設定で聴かせて頂いたものです。この演奏・録音の特徴であるピアノの音の力強い明暗の揺れや表現の奥深さが表現され、心の深部まで届いてきます。純粋に演奏に浸れる瞬間が訪れます。


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素敵なオーディオ装置から流れる音楽を聴きながら美味しいコーヒーを頂いてきました。

Ogu様、有難うございました。