Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

パワーアンプ Yamaha B3(Part 2)

先週はヤマハパワーアンプB3の6台注中3台の動作試験を終え、今日は残り3台の確認を行いました。ご覧のように、今回も猫の手を借りてしまいました。

3台の確認の結果は、左の個体は正常動作が確認がとれましたが、他の2台の中身は残念ながらジャンク状態でしたので、当初の案通り、このシャーシを再利用して年末までには金田式アンプを組むこととします。このB3の終段(電)部の電圧は+/-50VDC、前段の電圧は+/-110VDCですので、このトランスが金田式SiCアンプ(No.225)には使えそうです。

Yamaha B3 Plus One
イメージ 1


簡易的ですが、正常動作が確認された個体の2台を使って、リビングで音だししてみました。音源はNASに入っている手島 愛さんのアルバムをiPadで再生しました。試聴には客観性を持たせるため、愛猫にも特別参加して貰いました。試聴に結果は30年前の製品とは思えないほど、”普通”の音がでています。愛猫の顔の表情をみて貰えれば分かるように、発振も無いみたいです。使用しているスピーカーは古山のフラットタイプのユニットを使ったものです。

リビングでの試聴風景
イメージ 3


リブングでの動作確認も無事終えましたので、良品のB3の2台をオーディオルームに持ち込んで試聴してみました。B3をソニーのドライバーに繋ぐ勇気はありませんでしたので、ここでも古山のスピーカーに人身御供の役目をお願いしました。こんな時にしか、古山のスピーカーの出番無いのはチョット申し訳ないですね。


イメージ 4


我が家のオーディオルームでのパワーアンプYamaha B3の試聴記です。まずは、1台のみでステレオ仕様で聴いてみます。B3には最新のアンプのような解像度はないですが、ボーカルや弦楽器の演奏は美しく再生してくれます。次に、B3を2台使って、BTLでモノラル仕様で聴いてみました。ステレオ仕様時にちょっと気になっていた音像も、モノラル仕様での再生では、音像のフォーカスの精度が上がり、「音が立ってる」感じが出てきます。

古山のフラットタイプのスピーカーユニット
イメージ 2



場所の都合さえつけば、このB3と古山のスピーカーを生かしてセカンドシステムを組みたくなる位の相性の良さです。カーペンターズのCDではカレンの自然で健康的なボーカルが楽しめます。我が家のオーディオルームには出入り禁止の愛猫にも聴かしてあげたい位心地良い音で鳴っています。