平面バッフルタイプのスピーカーをちゃんとした環境で試聴するのは初めてです。後方には3m、天井高4mほどの空間がありますので、このタイプの再生には理想に近い環境です。出音は車に例えるとこちらはアメリカのピックアップトラック、我が家の密閉タイプのAccutonは日本製の軽のスポーツカーといったところでしょうか。出音がおおらかで、古き良き時代のハリウッド映画の音声をこのスピーカーで聴くととても雰囲気が出そうです。
604Bがマウントされた平面バッフルタイプのスピーカー
アルテックの604B 前面
アルテックの604B 背面
アルテックの604Bをマウントした平面バッフルタイプのスピーカーの音楽再生は、10月末にマラソン試聴会で聴いたスーパーハイエンドの世界とは全く異なりますが、両システムを違和感無く受け入れている自分がいます。
マラソン試聴会 ― スーパーハイエンドの世界
パワーアンプは詳しいことは分かりませんが、211と300Bを使った2種類が使われました。プレーヤーはトーレンス製でした。
211と300B搭載のパワーアンプ
プレーヤーはトーレンス製
たまには、自分の方向性とは違ったシステムで音楽を聴くのも楽しいものです。次回の例会は来年2月の予定だそうです。