アキュフェーズのDF-55を導入してから、ずっと気になっていた歪感の原因が分かりました。原因はDF-55ののアナログアッテネータ(-10dB)をオンにして、レベル設定を-10dB以上にするとDAC部では0dB以上となり0dB付近の信号が入るとオーバフローとなり、出力がデジタル部でクリッピングされ歪として感じられます。
たとえば、DF-55のアナログアッテネータをオンにして、レベル設定(表示)を-5dBにすると、0dBの信号はデジタル部で+5dB、そしてアナログ部で-10dB となり、総合的に-5dBとなります。これが、問題に気づくのを遅らせた一つの要因です。アキュフェーズのマニュアルにも、間接的な言い回しでそのような説明があるのを最近気づきました。これで歪の件は一件落着です。
DF-55の件が一件落着しましので、今日は低音用のパワーアンプ(アキュフェーズのA-30、BTL接続)2台を下記の写真にあるように左右のスピーカーの間に移動する準備をしました。A-30の移動はまだで写真はイメージ図です。現在、A-30は右側のスピーカー横のラックに設置しています。本当はアンプ類は目に入らない所に設置したいのですが、現在の所では、アンプの発熱でかなり高温になり対処が必要でした。
低音用のパワーアンプ用ラックを設置するため、サーロジックのパネルを25cmほど上げなければなりません。この変更によって視覚的な圧迫感を心配していたのですが危惧に終わりそうです。とりあえず、この状態で様子をみてみます。
これで、ようやく中高音ユニットの調整がスタートできます。それから、マルチチャンネル用マスターボリュームの開発も始めなければいけませんね。