Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

スピーカーの新配置(実行編 その2)

下記は前回紹介しました「とりあえず移動して置いた状態」の写真です。Scan-Speakのシステムで鳴らした音は酷いもので、正しくスピーカーが鳴っている状態でした。久しぶりに消えないスピーカーシステムの音を聴きました。

 

スピーカーユニットが試聴できるショップ的な配置

 

 

上記の配置での音が想像していた以上に酷い、かと言って元の配置に戻す気力も失せていますので、どうしたもんじゃろの~と思いながら部屋を見渡すとサーロジックのSVパネルを8枚所有しているのを思い出しました。以前の配置では特にパネルの必要性を感じることはありませんでしたので、とりあえず邪魔にならないよう左右の壁側に寄せていたのですが、今回の配置では、これが活用できそうな予感がします😀

 

使用していないAccutonのシステムの前にパネルを左右それぞれ一枚づつ、そして左右のSonyウーファー用エンクロージャーの間に二枚のパネルを広めのV字型に配置、残りの4枚は今まで通り、横壁側に片側2枚づつ配置しました。

 

試行錯誤の途中の配置

 

 

上記の配置でオーディオ再生の観点からはまずまずのレベルまで改善されたのですが、正面に置いたパネルが視覚的に主張し過ぎますので、布を被せました。まだまだ、ごちゃごちゃ感がありますが、パネルの位置や角度を微調整すること数日、だいぶ聴ける音になりました。Scan-Speakから音は出ていますが、ちゃんと消えています。しかし、まだ人様にできるようなレベルには達していませんので、まだまだ精進する必要があります。

 

Where is Accuton? 的な配置



美的な観点から音響パネルは使わないで済むなら使いたくはないのですが、今回は目隠しの機能も兼ねて「動く壁」として使用することにしました。「動く壁」のお蔭で、鳴らしていないAccutonのシステムが視界から消え、鳴っているScan-Speakは音響的にちゃんと消えています。

 

今回の配置換えで出てきたのが、隙間に押し込んでいたスポンジです。新しい配置でも、音が籠りそうな隙間に戻しました。もちろん、リスニングポイントからは見えないようには気を配っていますが、宝物探しをすると見つかります。

 

 

 

下記は傾斜天井の高い側のBeforeとAfterの写真です。Beforeの写真にはAccutonの太鼓三兄弟はバージョンアップ中で写っていません。前面に関しては、AfterよりBeforeがスッキリして美しいです。オーディオ的な観点からみると理想からは程遠い配置ですが、おとなの世界では現実的な折り合いも受け入れる必要があります。妻からは、合格点を貰いましたので、とりあえずはこれで良しとします😍

 

天井高の高い側(左:Before 右:After)

 

 

下記は傾斜天井の低い側のBeforeとAfterの写真です。こちら側は今回はリスニングポイント専用になり、写真には写っていませんが、後壁から1.5m手前のところにソファーを置き、CD棚の上には小物を飾ります。好きなものに囲まれての音楽鑑賞となります。

 

天井高の低い側(左:Before 右:After)



今後の課題として、使用していないホーンドライバー(円形ホーン付き)をリスニング側にスペース作って移動させることを考えています。重量物の移動や上げ下げには、下記のようなハンドリフターがあると安全に作業ができそうです。安全第一ですよね。

 

 

オーディオは音楽を鑑賞する優雅な趣味かもしれませんが、私には泥臭く工夫するオーディオの方が合っているようです。しかし、一年の大半は「ただ今工事中」の状態から脱却はしたいとは思っています。とは言っても、「ただ今工事中」の看板は私の健康のバロメーターかもしれません。亭主元気で留守がいいと、妻は思っているようです😍