2013年、旧リスニングルームでホーンシステム用のミッドバスの検討を始めて10年、速いような遅いような不思議な感覚です。
2013年9月にAccutonのミッドバス用ユニット C220-6-222 を太鼓型エンクロージャーに組み込んだのが運の尽き、私のオーディオ人生の転換期となりました。そして、いろいろな人との出会いもあり、今日の私のオーディオがあります。
2013年9月@旧リスニングルーム
半年後の2014年4月には、なんとAccutonのシステムも完成しています。Woody&Allenさんの力作で、感謝の言葉をいくら綴っても足りないくらいです。
社会学者のデイビッド・ガープは、50代を「折り返しの10年」、50~60代は「実りの20年」と呼んでいます。私は、数年したら「黄金の10年」と呼ばれる70代になります。最近、老いを実感する瞬間が多くなりましたが、今は人生の「円熟期」なのでしょう、悪くはありません。
ここからが今日の本題です😅
今年3月にScan-Speak EllipticorのシリーズのMid-Woofer 18WE/4542T00を導入して、ようやく4ウェイ化したホーンシステムで試聴できる状態になました。消去法で新入りのミッドバスは部屋の片隅に配置しています。しかし、これがまったく悪くはないどころか素晴らしいのです。
Mid-Woofer 18WE/4542T00は、ユニットの口径と実測した周波数特性から200-800Hzの帯域で使用しています。これから、試行錯誤と微調整することになりますが、初日から自然に笑みが出てしまうような、豊かな音色を楽しんでいます。これがあって、10年前にミッドバス導入の検討を始めた頃を思い出したわけです。
次回のブログでは、音の印象を紹介する予定ですが、これがScan-Speak Ellipticorのシリーズとの恋の予感がします。「恋するあなたは素敵よ」と妻の囁きが遠くで聴こえたような😀