Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

ホーンシステム用ツィーター選手権大会

我が家にあるツィーターを総動員してホーンシステム用ツィーター選手権大会をただ今開催中です。我が家のホーンシステムをベースにして、如何に私好みの音楽再生ができるかを競います。私も暇ですね~😀

 

ツィーター選手権大会にエントリーしたのは下記の4種類のタイプの我が家の精鋭たちです。エアーモーションとリボン型の違いも分からない私が審判員ですので、今回の結果はあくまでも私の主観に基づいています。もちろん、忖度はありません。

  • SB Acoustics SB29BNC-C000-4(ハードドーム型代表、写真左)
  • Dayton Audio AMT2-4(エアーモーション型代表、写真中央左)
  • Technics EAS-10TH1000(リボン型代表、写真中央右)
  • Fostex T500A MKll(改)(ホーン型代表、写真右)

 

 

 

試合は勝ち抜き(勝ち残り)戦で行います。LowはSonyのSUP-L11, MidはSUP-T11で共通です。MidとHighのクロスオーバー周波数はそれぞれのユニットに最適と私が感じた設定です。予選リーグの結果、私が一番良いと感じたハードドーム型代表のSB Acoustics SB29BNC-C000-4はスーパーシード扱いにして最後の試合に出場させれば良いのかもしれませんが、今回はあえて第一試合から登場させます。理由は心理的に後から聴いたものの方が良く聴こえる傾向があるようですので、「大人のおもてなし」は今回は無しです。それから、勝ち抜き(勝ち残り)戦にしたのは、二者の戦いですので記憶が鮮明に残っている時に判断しますので記憶に頼る必要がありません。

 

第一試合

Aチーム:ツィーター無し(2ウェイでSony SUP-T11のみ)

Bチーム:SB Acoustics SB29BNC-C000-4(ハードドーム型代表)

 

 

第一試合の勝者はBチーム(SB Acoustics SB29BNC-C000-4)の圧勝です。音像のフォーカスの正確さ、音場の立体的表現、音色の濃さ、音数・解像度の分野において、SB Acousticsの音が私の好みです。音像は超高域でもきりっとまるで焦点がピッタリあったように感じられます。そして、音に力(浸透力)があります。その結果として音が立体的に聴こえるのでしょうね。

 

試合前のトレーニング(調整)の成果でしょうか、特定の音域での滲み感もすっかり影を潜めています。ただし、「見え過ぎる」性格のツィーターですので、録音の粗もさらけ出す傾向はありますので、審判員にはその判断力が問われます。上の図の赤線がSB Acousticsの最新の周波数特性(軸上@1m)です。ミッドとハイの中間の高さで測定しましたので、それぞれのユニットとマイクの角度は8度です。

 

Aチーム(ツィーター無し)の良さと言えば、音数・解像度が劣る分聴きやすいです。2ウェイでは超高域のレベルが低い(上の図、青線参照)ですので、デジタルプリ(DC-330)のコンペンセータの機能を使い20kHzで3dB上げた設定で聴いたところ、いろいろな面(特に音数)で改善が見られました(上の図、緑線参照)。一般的なトーンコントロールは数kHzからレベルを変化させますので、中音域まで影響を及ばしますが、コンペンセータはその帯域への影響はかなり少なくなるような設計になっています。アキュフェーズの技術者、音楽再生(オーディオ)が分かっていますね。しかし、Bチームの圧勝は変わらずです。

 

 

第二試合

Bチーム:第一試合の勝者

Cチーム:Dayton Audio AMT2-4(エアーモーション型代表)

 

ただ今試合中です。試合が終了しだい、追って結果を報告します。

 

 

第三試合

B or Cチーム:第二試合の勝者

Dチーム:Technics EAS-10TH1000(リボン型代表)

 

試合は今週の後半に予定されています。追って結果を報告します。

 

 

第四試合

B or C or D:第三試合の勝者

Eチーム:Fostex T500A MKll(改)(ホーン型代表)

 

試合は今週末に予定されています。追って結果を報告します。

 

 

以上、ホーンシステム用ツィーター選手権大会の第一試合の結果報告でした😀