ちょっと間が開いてしまいましたが、フォノイコライザの自宅試聴の続きです。
我が家のフォノイコライザはサザーランド Hubble、カートリッジはMC型のオルトフォン MC-A90ですので、HubbleはMC用に入力抵抗およびゲインを設定していました。
今回、幸運にもあるMCヘッドアンプが借りられましたので、HubbleをMM用に入力抵抗およびゲインを設定し直して試聴を行いました。フォノイコライザどうしの比較にくらべて、MCヘッドアップの追加では改善の度合いは低いかなと思いながらの試聴です。せっかくの機会を見逃すこともありませんよね。
以前、MC用昇圧トランスとHubbleの組み合わせを試したことがあるのですが、Hubble単体のみが私の好みでした。そのような経験から、MCヘッドアップとHubbleの組み合わせの出音にはあまり期待はしていませんでした。しかし、結果は私の予想を良い意味で裏切って、私の求めている方向性の音楽がリスニングルームを満たしてくれました。Hubbleの良さは保ったまま、質感の表現力が加わり、奥行き感により深みを感じられるようになりました。
フォノイコライザを新規で導入する予定で自宅試聴を始めましたが、このMCヘッドアップを導入するだけで、我が家のレコード再生のレベルが一段上がるような気がしてきました。
もう一機種自宅試聴ができる予定ですので、その結果が良ければVPIとノティンガムのプレーヤーにそれぞれ専用のフォノイコライザがあてがえるかも😀
ひょんなことからノティンガムのプレーヤーを導入して以来、レコードの魅力に目覚めました。正しく、遅すぎた青春のようです。