Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

レコードプレーヤーの回転数の調整

我が家では、ノティンガムのプレーヤーに使っているACモーターとプーリーは事情があって純正品ではありません。そのためターンテーブルの正確な回転数を得るためにはモーターの駆動周波数を調整する必要があります。基準(周波数が分かっている)信号Analogue Productions The Ultimate Analogue Test LPで発生させて、音響測定ソフトウェアのArtaスペクトラムアナライザの機能を使って確認しました。

 

 

 

我が家ではノティンガムのプレーヤー用のモーターはVPI SDS (Synchronous Drive System)で駆動していますので、テストレコードの基準信号の周波数が再生されるように、VPI SDSの発振周波数を調整します。

 

 

 

VPI SDSの発振周波数を58.76Hzに調整しましたら、テストレコードの基準信号(1kHz)がかなりの精度で得られました。



回転数の調整が完了しましたので、カートリッジ関連の特性を測定しようとしたら、突然、Artaでの測定信号が期待値と違います。来週にはお客様をお迎えする予定になっているのに、なんと間の悪いことか。最悪のことが最悪のタイミングで発生しました。久しぶりにマーフィーの法則の到来です😅

 

少し冷静になってフォノイコライザ(Sutherland Hubble)のマニュアルを読むと乾電池切れのようです。Hubbleのマニュアルでは約1000時間が仕様となっていました。私が前回、乾電池を交換したのは昨年2月でしたので、電池切れにも納得です。

 

さっそく単一乾電池16個を注文、木曜日には届く予定です。お客様にレコードを聴いて頂いている最中の電池切れでなくてほんとに良かったです。マーフィーの法則にも「ニアミス」があるようですね😀

 

前回の乾電池交換時の写真

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乾電池にもエージングは必要なのでしょうか。「でも、そんなの関係ねぇ!」ですよね。