先週末、徒歩圏内にあるジャズレストランで行われた、珍しい組み合わせのクラシックのサロンコンサートに行ってきました。ピアニストの梅原圭さんは地元在住で、遠藤桂一郎さんと桃原 健一さんとは芸大仲間だそうです。
前半はバッハ、シューベルト、シューマンの歌曲、後半はテノールの遠藤桂一郎さんが専門にされているロシア民謡を演奏されました。私にとっては、シューベルトの「冬の旅」の中から「菩提樹」を間近で聴けたのが嬉しかったです。この歌曲は自分のシステムで色々なCDで聴いていますので、特に印象に残りました。それから、テノール歌手の声量、凄いですね。声は口から出るのではなく、全身から発せられるのが感じられます。自分のオーディオシステムからも、からだ全体の振動(音)を表現したいものです。ロシア民謡の演奏の部では丁々発止とまではいきませんが、奏者間の掛け合いのようなものもあり、ジャズのアドリブありのセッションを聴いているようでした。特に、梅原圭さんは楽しそうにピアノを演奏され、それが音楽・音を通して伝わってきます。
楽器の知識はまったくない私ですので、的外れな感想かもしれませんが、ピアノとオーボエの二重奏素晴らしかったです。両楽器の音を出す機構はまったく異なりますが、音の質感が似て、どちらが主役・脇役になることなくハーモニーが溶け合っていました。オーボエの演奏は2枚のリードを良い状態に保つのが難しいようで、最初の音を吹く直前の奏者の緊張感が伝わってきました。ちなみに、オーボエは、演奏のむずかしい楽器として、ギネスブックに乗っているそうです。また、一つ賢くなりました😀
暖炉で温まりながらのライブ ー 地方だからこそ味わえるささやかな贅沢
ライブの会場となったジャズレストランは、理想的な音響空間ではないのですが、今回のクラシックの3重奏は、自分の音場・音像感を調整するのに役に立ちそうです。
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ちょっと長めのテニスのお話
先週末、今年9月に加入させて頂いたテニスクラブで親睦を兼ねて団体戦がありました。参加者は40名を超えて今までで最多の参加者だそうです。初心、中級、上級それぞれ偏りなく6つのチームに分かれ、総当たり戦でダブルス3試合が行われました。親睦を目的としていますので、毎試合ペアを替えながら楽しく、そして程よい緊張感を味わいながらの試合でした。参加者の半数は女性なのが良いですね。華やかになります。
上級者と初心者の試合では、上級者はなんとガットがスカスカの”とんでもない”ラケット(写真下)で対戦するのが、この試合の楽しいところです。ピンポイントでストリングの縦横が交差するところで打たないと、ボールは前に飛んでいかないようです。しかし上級者は試合前半はその”とんでもない”ラケットに苦しみますが、徐々に適応できる能力を持っておられるのには感心しました。さすが、自慢の我がクラブの上級者です😀
”とんでもない”ラケット ー 弘法筆を選ばず
試合は9時スタートで日没まで熱戦が続きました。仲間を応援したりして貰ったり、スーパーショットに感嘆したり、珍プレーに笑ったり、とても楽しかったです。薄暗くなった中、豪華賞品のくじ引きで楽しい一日を終えました。このようなイベントを開催してくれた役員の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
テニスは長寿と健康に最も貢献するスポーツ
イギリスの研究チームによると、テニスを長年続けている人の寿命は、全く運動しない人よりも平均で9.7年も長く、2位はバドミントン(6.2年)、3位はサッカー(4.7年)で約10年というテニスの好影響はずば抜けているいるそうです。
それから、メンタルでは、仲間の存在が大きく、定期的に顔をあわせる集団に帰属することで、同じ趣味を持つ信頼のおける仲間と、ともに支え合っている感覚を得ることができ、これが長寿に貢献しているのではないかとのことです。私の意見は、その説に加えて、男性と女性のプレーヤーの構成比が、他のスポーツに比べてバランスがとれているのと、ミックスダブルスとしてごく普通に男女一緒にプレーするのが貢献していると密かに思っているのですが、どうなのでしょうね。いくつになっても異性の力は侮れないと信じている私です😍