Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

アデル「30」 クリアヴァイナル

アデルの最新のアルバム「30 」のCD版は先月発売され、私もすぐ購入しました。今回それとは別に、12月8日に発売された”特別な”レコード盤も予約購入して、先日届きましたので紹介します。

 

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アデルのアルバム「30 」は一般的な黒のレコード盤でも発売されているのですが、クリア・透明なレコード盤も発売されています。この両レコードも限定版で音質も考慮され片面3曲で180gの重量盤ですので、グラミー賞受賞のアーティストが高音質で聴けるとは嬉しい限りです。右の写真は、専属の”手のパーツ”モデルさんにお願いして撮影しました😀

 

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レコードとCD音源の良し悪しを論ずるつもりはありませんが、マスタリングが結構違います。音像はスピーカーのフロントと同じに位置、音場はスピーカーの外側に広く展開しますが、奥行き感は我が家のシステムではあまり感じられません。そして、録音レベルも高めです。想像するに、CDのマスタリングはS/Nの悪い例えば車の中で再生しても、音楽が周りのノイズに埋もれないような音作りになっているのではと思いながら聴いています。

 

レコードは作為的なイコライジングをまったく感じさせないマスタリングです。このレコードは片面3曲のみで180gの重量版でのリリースですので、それなりのシステムで聴かれることを前提にマスタリングされているように感じます。私はデジタル音源大好き人間ですが、このレコードの音作りは気に入りました。まるで、マスターテープで最小限のイコライジングで再生しているようです。音場は広く・深くスピーカー後方に展開します。私にはなんら違和感を感じるところはなく、純粋に音楽が楽しめます。

 

e-onkyo musicでflac 44.1kHz/24bitの音源がリリースされています。こちらのマスタリングはどのようなポリシーでなされているか気になります。音源の音の良さは媒体・フォーマットも重要ですが、それより製作側が少数派のオーディオ愛好家を考慮して音作りをしてくれることの方が大事と思っています。

 

アデルのレコード、2019年5月に訪れたPhasemationの試聴室で聴けたらどんなに素晴らしいのだろうとふと思いました。

 
Phasemationの試聴室 - 贅沢な音響空間

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上流の機器ーAir Force Oneと2000シリーズ

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