先日紹介しましたようにチャンネルデバイダーとパワーアンプ間に銀の2芯シールド線を接続した結果は、私の求める方向性(好み)の音ではありませんでしたが、試すことで経験値が上がることもありますので良しとします。
最近はケーブルでいろいろ遊んでいますが、すべてお手頃価格のものばかりですので巷で言われる「ケーブル病」とは違い、私の場合「なんちゃってケーブル病」という「ケ病」ですね😅
今回は、その銀の2芯シールド線(4mペア)をパワーアンプとツィーター間に繋いでスピーカーケーブルとして試聴しました。パワーアンプはアキュフェーズのA-35、ツィーターはAccutonの C25-6-158 です。機器との相性、そして私の好みとマッチした結果になれば嬉しいのですが.....
下記は現在のスピーカーケーブルの組み合わせです。今回は高音用のモガミ 2534 と銀の2芯シールド線との比較試聴になります。
女性ボーカルの音源を主に聴きました。モガミ 2534 を中庸の音とすると、銀の2芯シールド線の音は情報量が増えたせいか少し派手に聴こえます。ボーカルの口も一回り大きくなったように感じられます。アデルのライブ盤との相性は良く、彼女の声の伸び具合や会場の熱気が伝わってきます。拍手している人それぞれが見えるようです。反面、室内楽の演奏ではキレキレ過ぎてもう少ししっとり感が欲しくなりますので、ケーブルの選択は難しいですね。最近の純度の高い銀線はそのような癖はないそうですが、高価なケーブルには近づかないようにします。
私の選択は、今の時点ではモガミ 2534 です。今回は次点となった銀の2芯シールド線の長所(分解能の良さ)を活かして次回は中音域で試してみる予定です。