Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

コアなオーディオのオフ会

先週末、時間はたっぷりある身ですので新幹線ではなく東海道線の各駅停車に乗ってオフ会に行ってきました。当日は晴天でオフ会日和り、富士山も今回のオフ会を祝福してくれているようです😀 

 

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今回お邪魔したのは、3週間程前我が家にお越し頂いたボロトレーンさんとIさんのお宅です。

myuaudio.hatenablog.com

 

ボロトレーンさんはリスニングルームではなく、なんと「オーディオの館」の持ち主で、沢山のシステムを組まれています。下記の写真はメインのスピーカーシステムで、Lowはフランス製、MidとHighはエール音響製、Super Highは村田製作所製を組んだ4ウェイをマルチアンプで鳴らされています。

 

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 CDとアナログの両方を聴かせて頂きました。ホーンシステムからこのような奥行き感と広いサウンドステージ感のある音楽が聴けるとは驚きです。ボロトレーンさんによると、タイムアライメントを耳で聴いて合わせたらこのようになったと言われ、音響測定装置に頼っている私には驚きです。トーンアームはクリアオーディオ製ですが、オイルダンプの機能の追加とストレートアーム化がボロトレーンさんの手でなされています。この辺がアナログ再生に生かされているようです。

 

 

ボロトレーンさん宅であっという間に予定した時間が過ぎて、次の訪問先のIさん宅にボロトレーンさんの車で向かいました。Iさんも大変恵まれた環境「オーディオ専用の離れ」で音楽を聴かれています。「離れ」は防音・遮音に有利ですので、時々妻からお叱りを受けている身の私にとっては憧れの環境です。

 

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Iさんの離れには4種類のセットがあり、それぞれ音楽のジャンルで使い分けておられるそうです。JBLの3ウェイのシステム(写真左)ではジャズ専用で、ウッドベース、管楽器、シンバルのバランスが良く、ホーンシステムの良さが生かされ実在感・音像感のある鳴り方です。075で聴くシンバルは特に魅力的な鳴りで、我が家のAccutonのシステムでは出せない出音です。

 

JBLの反対側には音場感を重視したシステムおよび配置(写真右)でクラシックを聴かれています。手前のスピーカーはIさんが組まれた5ウェイ(後方にヤマハのサブウーファーあり)でマルチアンプで鳴らされています。スピーカー後方に十分な空間が確保されていますので、私の好みとする立体的で広いサウンドステージが展開されます。3人でコーヒーを飲みながら、「やはりマルチアンプ方式はいいね」。

 

5ウェイの後ろにあるのが1979年頃に発売された Technics SB-7 です。LowとMidはハニカム平面振動版Highはリーフツィーターが用いられています。オリジナルの状態でネットワークタイプですが、このスピーカーもとても良かったです。マルチアンプ方式も良いですが、よく設計されたネットワーク式も侮れませんので、技術的な方式で優劣を決めつけてはいけないですね。当時の日本のオーディオメーカーの技術の高さを再確認しました。

 

たとえ知り合って間もない方であっても、同じ趣味を持つ仲間とのオフ会は楽しいですね。目指す頂きやルートは違っても、お互い学ぶことは多々あります。