Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

やはりオフ会は楽しい!

Phile Webコミュニティを通じて最近交流が始まったAuro3Dさんのお宅を訪問してきました。他のオフ会同様、今回も目一杯外遊びして帰ってきた子供が ”あぁー、楽しかった” と母親に嬉しそうに報告するような感じのオフ会でした😀

 

下記のサイトのAuro3Dさんの「マイルーム」を読んで頂くと、Auro3Dさんのオーディオへの熱意が伝わると思います。

 

community.phileweb.com

 

類は友を呼ぶで、私が交流されているオーディオ愛好家の方々の内9割が自作スピーカーで音楽を聴かれていますが、私からみるとAuro3Dさんはその対極に位置する方で、ソナスのスピーカーで2chに加えてスピーカーを10台以上使って最新のマルチチャンネル再生を楽しまれています。

 

Auro3Dさんの2ch用のシステムは、上流からマランツOPPOSACDプレーヤー、プリが Immersive AV Preamp Processor と呼ばれている Storm Audio ISP MK2 (私には未知の世界の機器です😅)とOctaveのプリメインアンプ V70Class のプリ部、パワーアンプは V70Class のパワーアンプ部、といった構成でソナスのスピーカー Amator III を鳴らされています。

 

マランツSACDプレーヤーOctaveのプリとパワーアンプ部の両方を使って(音響補正補正なし)鳴らしたAmator IIIの音は「美しい音楽」と表現したくなりました。けっして「甘い音」ではありません。次に聴かせて頂いたAmator IIIにサブウーファーを加えてISP MK2で音響補正した構成は、Amator IIIの本質的な良さは残したまま音数や分解能が上がったように私には聴こえ、”私はこちらのほうが好きです”と告白、Auro3Dさんは前者の構成が好みだそうです。それにしても、「サブウーファー」の使い方が上手、音楽に実体感があります。

 

マルチチャンネル再生用の機器類は私には複雑すぎて人様に説明できるほと理解できていません。しかし、Auro-3Dで聴かせて頂いた音源『LUX』は、作為的に後方や天井から音が飛んでくることもなく、自然なマルチチャンネル再生でした。1970年代の4チャンネルステレオしか知らない私ですので、時代は進んでいるのだと実感しました。そして、スピーカーの数は力なり、と思いました。ステレオ再生で手一杯の私ですので、スピーカーが10台以上必要とするフォーマットには手は出せませんが、このような世界もあるのだと知り勉強になりました。

 

最後に、2ch用に使われているAmator IIIは素晴らしいスピーカーです。ステレオサウンドの最新号の特集「最新スピーカー40モデルの魅力」のPart1(40万円から160万円の20モデル)で試聴を担当された傅 信幸と山之内 正の両氏がベスト5の1つとしてAmator IIIを選ばれているのにも納得です。

 

StereoSound(ステレオサウンド) No.224 (発売日2022年09月01日) 表紙

 

 

Amator IIIはブックシェルフタイプですので、低音の再生を評価する時はこのサイズにしてはなんとかとエクスキューズがつきますが、Auro3DさんはAmator IIIと複数のサブウーファーをStorm Audio ISP MK2で音響補正して使われていますので、Amator IIIの上位機種であるAmati Traditionと同等かそれ以上の音質で鳴らされています。ブックシェルフタイプの良いところは、スピーカーはスピーカースタンドにのせられていますので、スピーカーから発せられた音の波面が自然に広がるような気がします。Auro3Dさん宅での2ch再生、音場の奥行き感は特質すべきレベルでした。

 

やはり、気の合った仲間とのオフ会楽しいですね。