Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

なぜ、5ウェイ?

再生音楽に対するイメージやリスニング環境は人それぞれですので、スピーカーシステムを構築する場合、帯域をいくつに分けるかは自然と異なります。

 

3ウェイでミッドのユニットになるべく広い帯域を割り当てるのが、費用対効果が高く音質的にもバランスの取れたシステムになると思っています。この考えたはフルレンジの良さを活かして上で、低域と高域を別ユニットで少し補完してあげる感じでしょうか。ちなみに、リファレンス的スピーカーとして名高いB&Wの800D3のミッドの帯域は350-4kHzですので、女性ボーカルはミッドのユニットのみでほぼカバーできます。

 

私が妄想しているスピーカーシステムは5ウェイ(サブウーファー+4ウェイ)ですが、基本的には3ウェイの考え方を基にしており、Midのユニットをベースに上と下の帯域を、私の価値観で補完しています。5ウェイからMid-LowとMid-Highを外して3ウェイにすることも可能ですが、Mid-Lowを追加することによって特にピアノの力強さが表現され、Mid-Highがあると広いサウンドステージが得らるように私には感じられるのです。Mid-LowとMid-Highを使うことによって帯域分割の数は増えますが、私にはそれから得られる利点の方が勝ります。

 

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*加銅鉄平著「リスニングルームの設計と製作例」より転載

 

 とりあえず、私の妄想はこれで終わりにします。今後の展開は自分でも分かりませんが、進捗がありましたらご報告します。