Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

新スピーカーシステム、妄想の世界 (続編)

もう少し、私の新スピーカーシステムの妄想にお付き合いください。

 

新スピーカーシステムは下記のAccutonのユニットを使った5ウェイのシステムになります。赤色で記したMid と Mid-High のユニットを新たに購入することによって、私の妄想が現実のものとなります。

一般的にメーカーでは5年位の間隔でモデルチェンジをしていますので、我が家の自作のシステムも現在の形になって6年経ちますので、そろそろバージョンアップしても良い頃かもしれないと、自分で自分の背中を押しています。

 

 

 

ミッド用のユニットの選択肢として C168-6-890 と C168-6-990 があります。両機種のメカニカルな寸法は一緒ですが、周波数特性は下記の様に異なります。C168-6-890 では能率を落として 100 - 1kHz の帯域でフラット化が図られていますので、Midとして 100 - 3kHz 付近を受け持たせるような3ウェイのシステムでは C168-6-890 が良さそうです。しかし、新スピーカーシステムは5ウェイの構成で、より狭い帯域 250 - 1.5kHz 付近を受け持たせますので C168-6-990 の方が、特に根拠のない私の直感が相性が良さそうと言っています。

 

 

下記は Mid-High に使う予定の C51-6-286 の周波数特性で、1.5k - 6kHz の帯域で使えそうです。このユニットは省いても周波数特性的には問題のないですが、私の場合、特にこの帯域には指向性の広さを求めてしまいます。

 

 

 

High は現システムのC25-6-158を流用します。現在は3.5kHzでクロスしていまして、ユニットが頑張っている感を出しています。新システムでは5kHzからの使用を考えていますので、より自然な鳴りをしてくれそうです。

 

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メーカー製のスピーカーシステムですと買い替えが必要ですが、自作のスピーカーシステムでは、一部のユニットを交換または追加することによって音質改善ができるのが利点です。そして、5年・10年といった長い年月をかけてシステムの完成度を上げることができるのも、この趣味の醍醐味と思っています。