Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

「家庭内オフ会」と「逆・千夜一夜物語」

「家庭内オフ会」と言う表現は妻に不評なのですが、同じ家根の下に住みながら、私の部屋=リスニングルームで一緒に音楽を聴くことは、年に数えるほどしか無いのです。お互い好きなことをやっている(お互いを尊重している?)それなりに幸せな夫婦なのです。

 

先日のオフ会で使った音源、白鳥英美子さんが歌う「秋桜」と「さくら」を妻がお茶を持って来てくれた時に耳に挟み気に入ったようです。もう一度あなたのシステムでしっかり聴いてみたいと、私としては願ってもないことです。妻から怒られそうな表現ですが、カモがネギを背負って来きました😅

 

白鳥英美子さんの曲を2回繰り返して聴いて貰いました。彼女の透き通った高音は素敵だけれど、オリジナルの山口百恵さんと森山直太朗さんの歌の力には及ばないかなとの感想でした。

 

次に、中島みゆきのファーストアルバムが聴きたいとのことでしたので、「私の声が聞こえますか」のレコード(1976年発売)を光カートリッジで聴いて貰いました。中島みゆきさんと我々夫婦はほぼ同年代ですので、その頃を思い出しながらそれぞれの青春の思い出話に花が咲きました。妻は「歌詞」を味わうタイプで、歌詞が良く聴きとれる音源が良い録音および良いオーディオ再生の基準です。「広い音場」に喜んでいる私とは対極にある聴き方をしますので、時々ダメ出しをされるのですが、今回はそれも無かったのでホーンシステムでのヴォーカル再生との相性が良かったのでしょうね。

 

今回の家庭内オフ会は特別に「玉座」が用意されていますので、妻も私もそれにふさわしく正装して格調高く音楽を鑑賞しました。妻にこのなんちゃって合成写真を見せたら笑っていました😀

 



この家庭内オフ会の終了間際に、他の中島みゆきさんの曲を聴きたいとの申し出がありました。やっぱり、カモがネギを背負って来きましたね。ウフフ。レコードは12枚、CDは17枚ありますので、オーディオの王が妻に毎夜曲を贈る「逆・千夜一夜物語」の始まりです。曲が終わりそうになった所で「続きは、また明日」そして「明日はもっと美しい曲だよ」と音量をゆっくりと下げる作戦です😀