Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

Diretta(LANDAC)を使ってファイル再生

我が家のデジタル再生は EsotericのCDトランスポート P0s と SFORZATO のネットワークトランスポートDST-01 で行っています。
 
ハイレゾ音源の再生を可能にしたネットワークやPCオーディオは技術革新の激しい分野の製品ですが、DST-01は2010年12月に導入して以来、我が家では陳腐化することなく今でも活躍してくれています。今回は、そのDST-01に大きな動きがありましたので紹介します。
 
ネットワークトランスポート - SFORZATO DST-01
イメージ 2
 
 
DST-01を導入して間もなくは、お気に入りのCD音源をより良い音で聴きたいと思い、ハイレゾの音源を購入したのですが、その後はモティベーションが下がり、ここ数年はハイレゾ音源の購入はゼロで、ファイル再生の停滞期が長く続いていました。我が家の場合、ファイル再生は読書しながら音楽をBGMとして聴いています。
 
CDの再生に関しては、EsotericのP0sの音に満足して、CDのリッピング作業が100枚位済んだところで頓挫しています。しかし、P0は購入してから約20年経過していますので、いつ壊れてもおかしくない状況です。P0が使えなくなった時点で、リッピングに精を出してファイル再生に完全移行する予定です。
 
UPnPモードでのデジタル再生時のシステム構成
イメージ 1
 
 
 
 
SFORZATOのネットワークプレーヤー(DSP-VelaやDSP-Dorado等)は、昨年にDiretta (LANDAC) の機能がサポートされ、その音の良さがネット等で評判を呼んでいますが、発売されて10年が経過したDST-01は内部構成が違うらしくサポート外となっていました。しかし、最近のファームウェアのアップデートで、ついに我が家のDST-01でもDiretta (LAN DAC) が使えるようになりました。
 
Diretta (LANDAC) モードでのデジタル再生時のシステム構成
イメージ 3
 
 
今回、Diretta (LANDAC) モードは、オーディオ用にとDIYした静音PCにJRiver(体験版)をインストールして動かしています。
 
JRiverでSFORZATO Diretta(ASIO)を出力先として指定
イメージ 6
 
 
下記の環境でリッピングしたCDの音源を比較試聴してみましたが、私の駄耳では良く分かりませんでした。久しぶりに妻を呼んで家庭内オフ会をして聴き比べてもらいましたが、違うような気もするがブラインドテストでは自信がないとのことでした。
 
 ① DST-01 UPnP モード
 ② DST-01 Diretta (LANDAC) モード
 
以前、DST-01 UPnPモードと足元を固めたP0sを比較試聴した時はP0sの方が好みでしたが、その後DST-01の足元にもそれなりのオーディオ用ボードを用意したら、P0sと遜色のない音が出るようになったようです。それから、今週、PCオーディオに精通した方2名が来られる予定ですので、JRiverの設定を見直してもらえたらと思っています。
 
先日のダイナミックオーディオのイベントで汎用PCとオーディオ用PCの差は歴然としていましたので、DST-01のDiretta (LANDAC) の良さを最大限生かすためには、オーディオ用PCを新調する必要がありそうです。動作音が気になるハードディスクタイプのNASを無音のSSDタイプに変えたいですので良い機会かもしれません。ダイナミックオーディオのイベントでfidata のネットワークオーディオサーバーHFAS1でDirettaの機能をサポートしたバージョン(試作品)で聴いた音が素晴らしかったので、これが正式にサポートされるようでしたら選択肢の一つです。
 
私にとってDiretta (LANDAC) モードがサポートされて一番嬉しいのは、USB DACを導入することなく、DST-01経由でYouTube(←妻の希望)やストリーミングが聴けるようになったことです。
 
最後に、10年前に発売された製品にもかかわらず、ファームウェアの更新を続けて下さるSFORZATOのサポートには感謝しています。
 
 
 
 

我が家から車で5分位のところに、桜の名所があり、花見の期間はライトアップされています。先日、花冷えの中、妻と花見に行って来ました
 
 
イメージ 5
 
 
 
イメージ 4