1曲目のMediterranean Sundance/Rio Ancho はCDでも十分に楽しめるのですが、ハイレゾ版ですと、また一段高いレベルで、時は1980年12月5日金曜日、場所はサンフランシスコ、ワーフィールド劇場にタイムスリップできます。CDの場合、楽器の高い周波数の音色の劣化がハイレゾ版と比べると良く分かります。ハイレゾ版の場合、フォーカスが合い、立体的な音像が左右スピーカー間にピンポイントで浮かびます。薬師丸ひろ子がスクリーンの中で機関銃を乱射しながら「快感」と叫んだように、私は超キレのあるギター競演を再生できて「快感」と心の中で小さくガッツポーズ
最近は、パキスタン生まれのイギリス人歌手 Rumer のセカンドアルバム Boys Don't Cry を良く聴いています。HDtraks にハイレゾ音源が有ったのですが、契約の関係でしょうけど、ダウンロードできませんでしたので、残念ながらアマゾンからCDを購入しました。このアルバムは男性アーティスト曲のカバーで曲調はスローからミディアムテンポで構成されています。Rumer の魅力は歌のうまさもそうですが、何より声の良さが光ります。曲の随所で私はカレン・アン・カーペンターの声を思いだしました。