Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

Esoteric P0 アップコンバートへの疑問

今日はダイナミックオーディオ主催のマラソン試聴会に参加する予定でしたが、所要ができて参加できませんでした。明日時間が取れれば参加してきます。
 
このところ、オーディオルームに足が遠のいていた原因が分かりました。デジタルチャンネルをアキュフェーズのDF-55に変えてから、再生音がなぜか歪っぽく感じられていました。当初はデジタルボリュームを使用しているため、量子化誤差が原因と思っていましたが、問題はエソテリック P0 のアップコンバージョンのアリゴリズムにありそうです。
 
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下記の写真はエソテリック P0 のアップコンバージョン無し時の波形です。期待通りの波形で、再生音にも違和感は無いです。
 
19.99kHzの波形(アップサンプリング無し)
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下記の写真はエソテリック P0 のアップコンバージョン(88.2kHz)有り時の19.99kHzでの波形です。P0に使われているアップコンバートの演算アルゴリズムは、ティアック独自のROOT方式です。疑問が残るような波形です。再生音に歪感を感じる時があります。
 
問題の19.99kHzの波形(アップサンプリング有り)
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下記の写真はエソテリック P0 のアップコンバージョン(88.2kHz)有り時の8kHzでの波形です。
  
8kHzの波形(アップサンプリング有り)
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 原因が分かるまで、P0はアップコンバージョン無しで使用します。