Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

CDラックの大移動

先日の仲間内のテニスのダブルスの練習試合で、1-5でリードされていたのですが、なんとなんと、そこから挽回して6-5で大逆転勝利しました。テニス歴40年、初めての体験です。魔の5-2から逆転されて負けたことはあっても、1-5からまさか勝てるとは思いませんでした。ペアの方と諦めずに1ポイントずつ積み重ねたのが良かったようです。この夜のビールは特に美味しかったです。

 

最近はだいぶ落ち着いてきましたが、私はスピーカーシステムやラックの配置換え「オタク」と言われてもおかしくないくらい、相当数の配置換えを行っています。少しでも良い音で聴ける環境と心地良い部屋の雰囲気の両立を目指しています。テニスで1ポイントずつ積み重ねて試合を楽しむのと似ているのかもしれませんね。

 

すみません、前置きが長くなりました。今回の本題はCDラックの移動です。我が家のCDラックの本体部はDIY、扉と天板はリスニングルームを担当して下さった大工さんにお願いしました。6個のラックが短辺側の壁にちょうど収まるように設計しました。高さは950㎜で視覚的にもまったく圧迫感はありません。ルームアコースティックを考慮して、前面には桧を貼った扉を設置、背面側には90mm厚のロックウールを詰めています。天板は2分割できますので移動も容易です。仕上げは無垢のチークですので桧の壁のアクセントにもなっています。下記はリスニングルームの完成直後(2016年)に撮影したCDラックです。

 

 

 

リスニングルームが完成して1年程は、現在とは反対方向の傾斜天井の高い側が試聴位置でした。黒いソファーの後ろにCDラックを置いていました。この時はまだレコードは引っ越しの段ボールに入れて押し入れで補完していました。今や我が家のアイコンとなっているアクリル画はまた見当たりませんね、今となっては懐かしい光景です。ブログを続けていて良かったです😀

 



 

After
5年ぶりにCDラックが天井が高い側に戻ってきました。本来は6個のラックを置くデザインなのですが、今回は4個に減らして、両サイドにはサブウーファー用のスペースを確保しました。細々したものは一時的にすべて移動して、ブログ用のお見合い写真を撮りました。

 



サブウーファーの位置はあらためて検討する予定ですので台車に載せている状態ですが、私としては、全体的に良い感じに収まっていると思っています。CDラックの天板は、私の大好きな小物を飾るスペースとして活躍してくれそうです。より心地良い部屋に一歩前進です。

 

後方のホーンシステム周りは、まだ足の踏み場もない状態です。頑張らなくては😅

 

久しぶりの配置換え

リスニングルームの外に機材とソフト類を置ける場所があったらどんなに良いのだろうと、いつも思っている私です。そんなことを間違って口に出すと、妻から家を追い出されそうですので用心を怠ってはなりません😅

 

リスニングルーム内での機材やラックの配置は、よっぽど恵まれた方でない限り、理想から遠ざかるとは知りつつも消去法で対処せざるを得ません。私の場合、マルチアンプ方式とセカンドスピーカーのホーンシステムを止ればと突っ込まれそうですが、今はまだ、そこまでオーディオに無欲にはなれない若さなのです。もう10年経ったら価値観も変わっているかも知れませんね……

 

メインのAccutonのスピーカシステムです。いつもはこんなに綺麗ではないのですが、このブログのために片付けて写真撮影しました。スピーカーユニット面から壁までは1.6mとっています。

 

 

 

こちらはセカンドスピーカーのホーンシステム側です。1年以上音を出していませんので、無くても困らないかもしれませんが、いつでもその気になったらホーンの音色が聴ける安心感だけでキープしています。写真はラックを入れ替える以前に撮影したものです。

 

 

 

 

今回はホーンシステムの間にあるCD用のラックを、Accutonシステムの後方に移動する案を検討しています。これで、ホーンシステムの稼働率が上がれば良いのですが。とりあえず。家具移動用のヘルパーセットを使い、試しに1個だけを移動してみました。悪くはないようです。

 



 

このCDラックの裏側には高密度のロックウールを仕込んでいます。その効果の程は?ですが、気は心と言いますから😅

 

 

 

手持ちのCDをすべてリッピングしてファイル再生に移行すれば、このラックも全てリスニングルームから撤去できるのですけど、まだCDと言う媒体に未練があるのです。

 

このラックの移動で、Accutonシステムの空間表現に変化が無ければ良いのですが、やってみなければわかりませんよね。ダメ元でガンバリます。

 

はてなブログに移行して3年

 

ブログを始めたのが2010年11月、2019年8月にヤフーからはてなに移行して今日に至っています。小学生の夏休みも含めて日記は毎年三日坊主で終わった私、これまで良く続いたものだと思っています。

 

「手段が目的化することを趣味という」。いろいろ工夫することが大好きな私ですので、その手段を記録する媒体として、写真や図が簡単に載せられるブログはとても相性が良かったようです。現在やっていることも、あの時の選択・決断、またはあの人との出会いが、現在に繋がっているのだと分かります。

 

情報を発信することによって、価値観が近い方々との交流も生まれました。しかし、それだけでは10年以上ブログは続けられなかったと思います。最近になって思うのは、まず第一に自分自身の備忘録として、その都度やっているころを背伸びすることなく綴り続けてきたのが、今日まで続けられた理由と思います。

 

拙いブログですが、これからもよろしくお願いします。

 

ネイキッド AT-OC9/II

夏の厚さにも負けずに、週3日テニスをしています。その効果でしょうか、オムロンの体重計が表示する私の体年齢は実年齢より20歳以上若いです。この調子で行くと100歳まで生きれるかも😅

 

久しぶりにVPIのARIES 3でレコードを聴いてみたくなりましたので、オーディオテクニカのカートリッジ AT-OC9/IIIを取り付け、トーンアームの調整をしています。

 

VPI ARIES 3

 

 

トーンアームの調整をしている時に、オーディオテクニカのカートリッジ AT-OC9/IIIの針先の保護カバーを付けたり外したりしていましたら、カートリッジの心臓部を保護しているアンダーカバーが外れてしまいました。接着剤が劣化していたようです。

 

ふむふむ、カートリッジはこんな風になっているのですね。ネイキッドの方が音が良さそうですが、ゴミの処理が心配ですので、アンダーカバーは戻すことにしました。

 

 



 

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今年はサルスベリの花が綺麗に咲きました。昨年、チョットだけ剪定したのが良かったのでしょうか。

 

「外部クロック」と「ヒュッゲ」

修理から戻ってきたP-0の動作確認を兼ねて、最近はレコードよりCDを多く聴いています。私の記憶ではもう少し音に立体感がありほぐれていたような気がしました。心当たりは、外部クロックの有無です。そこで、ラックの棚を無理して空けて、エソテリックの外部クロック G-03Xを設置しました。

 



外部クロックを接続して山下洋輔のソロピアノ作品集 「クワイエット・メモリーズ」を聴いてみました。このCDに収められている曲は昨年5月に地元のレストランで生音を聴いてきます。もちろん、演奏と録音の会場とピアノは大きく違いますが雰囲気は感じられるかなと思いながら聴きました。

 

 

 

このCDのライナーノーツの冒頭の引用です。私が参加したライブでも同じようなことを仰っていました。

 

コロナ騒ぎでずっと「休暇」ということになり、最初は喜んでいたのだが、さすがに退屈になった。じゃあスタジオでソロピアノでもやりますが、という話になり、これが実現した。知り合いのBS&Tスタジオでベーゼンドルファーが弾けるのも嬉しい。そういうことならと、音響の新居くんが録音機材を持ってきてくれた。自然にソロピアノのレコーディング風景になった。

 

自然発生的に始まった今回のCDは、山下洋輔の遊び心のある選曲、お気に入りのピアノ、頑張り過ぎない録音、これらは私の勝手な想像ですが、スピーカーから音楽が鳴りだすと、まるで特等席に座っている唯一の観客である私だけに演奏してくれているみたいです。「何も足さない、何も引かない」演奏・録音とはこのようなものかもと思いながらの鑑賞でした。

 

ピアノの実在感と演奏空間の響きが調和して、再生オーディオでも諸々の条件が整えば、最弱音領域でも空間に消え入るような音が聴けるのですね。音程が聴き分けるのが超苦手な私は音楽を聴きながら視覚的なイメージを膨らます聴き方をします。もちろん曲想にもよりますが、美しいハーモニーの中に幼い子供たちが満面の笑みで無邪気に飛び跳ねているのを連想させてくれるような音符が脳内に現れると、オーディオをやっていて良かったと思います。

 

私が使っているモデルは汎用品ですので、ハイエンドのモデルでは、どんな音符が私の脳に現れるのだろう。「足るを知る」か「天使の誘惑」かで迷うのも、人生を楽しく生きる力になります。アナログもデジタルも「ほどほど・ぼちぼち」の精神で楽しんでいます😀

 

ヒュッゲ」は、「ほっとする、安心できる、心地いい」という意味でデンマーク人が大切にしている時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉だそうです。

同様に「ラーゴム」は「多すぎず少なすぎず、ちょうどよい」という意味で、スウェーデン人が生活において何よりも重んじている概念だそうです。

 

 

 

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先日、地元で開催されたテニスのダブルスの大会に参加しました。大会と言っても小さな町での試合ですので、参加者はそう多くはありません。とは言っても、「一般の部」はレベルが私には高すぎますので、私が参加したのは「110歳ペアの部」です。予選リーグでは、前衛にいると腰が引けるような凄み、後衛ではアウトすると思った球がベースライン50cm手前に落ちるような球質を打たれるような上級者ペアとの対戦もあり、たくさん刺激を頂いてきました。

 

当日は雨で途中1時間程の中断がありましたが、同じ位のレベルの対戦相手との交流もできて充実した一日でした。初めて対戦するペアとの試合は、いつもの仲間内の試合とは違い、ほど良い緊張感が心地良いです。試合の順位は下から数えた方が速いですが、自分としては十分に実力を発揮できましたので大満足です。ブロ友に教えて貰ったナチュラルガットを使うようになったもの貢献しているようです😀

 

 

 

オーディオからチョット寄り道

1年ぶりにトーンアームベースの工作に励んでいます。材料は家のリフォーム前に使っていたキッチンカウンターの人工大理石です。前回はトーンアームベースの製作は初めてで試作を4回繰り返しましたが、今回は一発で完成しました。

 

 

今回はトーンアームがテーマの予定でしたが、諸事情で中断せざるを得なくなりました。

 

 

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オーディオからチョット寄り道して、お花のお話です。今年は種から育てたルピナスが咲きました。

 

 

 

先日、ルピナスの種の採取しました。我が家のルピナス多年草タイプですので、6月頃に種は撒いた方が良いようですが、他のことに忙しい私はいつもながら出遅れています。

 

 

 

一年程前にNHKで放映され録画していたアメリカの絵本作家「ターシャ・テューダー」を心に安らぎが欲しいなと思ったときに繰り返し観ています。そこで紹介されたのがアメリカ原産の花「ルピナス」と電話を発明した「グラハム・ベル」の関係でした。

 

 

ターシャのお母さんはグラハム・ベルの娘さんと友人同士で、その娘さんから直接聞いた話として、グラハム・ベルはいつもポケットに「ルピナス」の種を持ち、行く先々で種をまいたそうです。それでアメリカ中で咲くようになったと、語っていました。お花と発明家の組み合わせが新鮮で記憶に残りました。

 

 

 

それから、ターシャはエジソンにも感謝していました。バーモント州にあるターシャの「コーギーコテージ」に電気が来る前までは、水汲みが大変だったがエジソンのおかげで電動ポンプが使えるようになりとても助かったと言っていました。自然を愛し、古い生き方を大切にするターシャからベルやエジソンへの感謝の言葉が聴けるとは意外ですね。

 

グラハム・ベルエジソン、オーディオの原点に位置する発明家を語るターシャは隠れオーディオ愛好家だったかもしれません。おあとがよろしいようで😁

 

P-0の帰還と機器の配置換え

修理から戻ってくる P-0を迎えるために、オーディオラックの機器の配置換えを行っています。レコードプレーヤー以外の機器をすべて一旦ラックから出して、棚板の位置を変えています。ご覧のように、部屋は足の踏み場もない状態です。

 



タウ君も応援に駆けつけてくれましたので、猫の手も借りました😀

 

 

 

最上段には設置環境に敏感なレコードプレーヤーがのりますので、ラックは水平と垂直を確認しながらネジを締めました。左側のラックの天板一枚を外して、右のラックに移し替えるのが一番大変でした。「あなた夕飯ができましたよ」と妻の声(私の妄想😅)で、1日目の作業はここまで。

 

 

 

2日目の作業をしていたら、宅急便屋さんがP-0を届けてくれました。テニスで鍛えている私ですが、P-0を箱から出して部屋まで運ぶのは妻に手伝って貰いました。30kgを超える機器は、現在の私には手に負えないのが実感できました😅

 



2日間の作業の末に機器の配置換えが無事終わりました。今秋に購入予定のDS-Audioのイコライザの場所には、仮置きでNASリッピング用CDドライブを置いています。

 

 

 

P-0用のエソテリックの外部クロック G-03X と、スファルッフォートのネットワークトランスポート DST-01 用の10MHzルビジュウムクロックの置き場所が確保できていませんので、これから知恵を絞ります。これらの機器は無くてもそれなりの音はでますが、自称音場感オタクの私には、無くてはならない機器なのです。