Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

トーンアームベースをDIY (試作 #4、最終版?)

ノッティンガムのプレーヤーに取り付けるアームベースの製作はカメの歩み寄り遅い速度で進行しています。カメから俺の方が速いと怒られそうです😂

 

 

ロクサン用トーンアームのベース

ロクサンのトーンアームのベースに12㎜厚の人工大理石をもう一段追加しました。この部分は絶対必要なわけではないですが、トーンアームの取り付け部のむき出しの部分が最小限になるように、デザインの観点から変更しました。仮止めしたら、今度は高過ぎるのが分かりました😢。

 

*改良版の塗装前の写真です。今回、追加した最上段には重りとリフターが干渉しないように加工しています。

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改良版に塗装を施して記念撮影です。トーンアームベース作りは初めての経験で試行錯誤しましたが、最終的にはなかなか良い感じに仕上がったと自分では思っていますが如何でしょうか。

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一般的にアーム本体とベースは高さ調整後に1個のネジで固定しますが、私の場合、なるべく面で固定したかったので径の中心に向かってネジ山を切った計8個のM3ネジで固定します。

 

VPI用トーンアームのベース

VPIのトーンアームのベースにも12㎜厚の人工大理石を一段追加しました。RCA端子のモジュールはアーム本体とベースに共締めしてあります。

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 後は、改良したアームベースをプレーヤー本体に取り付ければ完成です。

 

トーンアームベースをDIY (試作 #3)

ノッティンガム Spacedeck 用のトーンアームベースの試作品3号機がほぼ完成しました。

 

まずは人工大理石で必要なパーツをルーターでカットします。下記はトーンアームの取り付け穴を加工する前の写真です。

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人工大理石用の接着材を入手できましたので、リング状のパーツ3個を接着、それを下側のベースとネジで留めて、黒の塗装で仕上げました。

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 後方にはトーンアームの固定と高さ調整を兼ねたネジを6カ所用意しました。

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ノッティンガム Spacedeck のインシュレーターを留めるネジ穴を使って、ダブルアーム化しました。これは暫定的な処置ですが、これでロクサンとVPIのトーンアームの聴き比べができます。下記の写真はトーンアームの有効長に基づいてベースを固定しているところで、プラッターはまだのせていません。

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ロクサン用のベースは完成ですが、VPI用のベースの塗装がまだ残っています。

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やはり、ノッティンガム Spacedeck には黒のトーンアームが似合いますね。もう少しで音が出せます。モーターは当面VPIのシンクロナスモーターを使います。

 

トーンアームベースをDIY

ノッティンガム Spacedeck 用に購入したトーンアーム(ロクサン TABRIZ-ZI)のアームベースを自作しています。

 

家のリフォーム前に使っていたキッチンカウンター(人工大理石)を保管していましたので、今回はそれを有効利用します。妻からは”物置きに物が多過ぎるので捨てて”と言われていたのですが、捨てなくて良かったです😊

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カットした板にルーター加工用の中心穴とルーターのビットが入る穴を空けます。今回はロクサンとVPIのトーンアーム用に2種類同時に製作します。実際に製作してみるといろいろ改善点が見つかり、これが3つ目の試作品です。

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 下記はプレーヤー本体に固定するベースです。

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  必要な部品をカットしました。

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人工大理石用の接着材の到着まで次の作業はお預けです。いろいろ手持ちの接着材を試しましたが、人工大理石には対応していませんでした。

 

部材を接着後にトーンアーム用の穴(ロクサンはΦ18、VPIはΦ16)を空けます。ロクサンとVPIの有効長は0.5㎜違いますので、プレーヤー本体に固定する穴の位置はそれぞれの有効長に合わせます。

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 下記は2番目の試作品です。個性的なデザインのウエイトの底部がアームベースに接触しそうです。3番目の試作品ではベースの上部12㎜のみ径を少し細くました。

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最終的には、黒色のスプレーで塗装して仕上げます。

 

2番目の試作品でレコードを数枚聴いてみましたが、ノッティンガムのプレーヤーは巷での評判が高いのが分かるような気がします。VPIのプレーヤーではデジタルに及ばなかったアナログ再生でしたが、ノッティンガムのプレーヤーはちょっと違うようです。捕らぬ狸の皮算用かもしれません。

 

トーンアームを購入

トーンアーム無しの中古で購入したノッティンガム Spacedeck 用にトーンアームを購入しました。

 

私が試聴会で聴いて一番印象の良かったグランツの最上級モデルの MH-124S Premiumは残念ながら高価過ぎて手が出ません。いつかはグランツですね。

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フィデリックスのストレートアームも気になる存在でしたが、試聴したことがありませんので今回は見送りました。フィデリックスのストレートアームとグランツのエントリーモデルは値段もほぼ同じですので、機会あれば同一条件で比較試聴したいものです。

 

前置きはその位にして、私が購入したのはロクサンの TABRIZ-ZI の新品同様の中古品です。今までロクサンの製品はノーマークでしたが、個性的なデザインがノッティンガムのプレーヤーと合いそうで見た目で購入を決めました。もちろんお値段も私の予算の範囲内でした。

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ロクサンのトーンアームはノッティンガムの物とは取り付け寸法が異なりますので、現在アームベースを工作中です。今週、数種類の試作品を作りながら試行錯誤を楽しんでいます。

 

来週には音出しができますので、自分の直感が試されます。

 

 

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先日、靴を履こうとしたら何か奥の方に異物感が😂

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犯人はこの子でした。

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モーターベースの試作

ノッティンガム用のモーターのベースを試作しました。先日紹介しました町野式カップリングをモーターが収まるように加工しました。モーターの径がちょっとだけ大きいのと、コンデンサを避けるためにリングに切り込みを入れました。

 

私のイメージ通りの仕上がりですが、欲がでてベースの重量をもう少し増やしたくなりました。

 

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 ベースの重量を増やすために機器の重しに使っていた鉛の棒を園芸用バーナーで溶かしてリングの内側にいれます。リングの下にアルミホイルで蓋をしましたら、それも溶けて鉛が外に溢れてしまいました。次に、紅茶の缶の蓋の上にリングをのせたら、こちらも鉛が外に溢れてしまいました。しかし、こちらは結果オーライではみ出した鉛の部分もベースとして活かすことにしました。園芸用バーナーの火力が強すぎるたのでしょうか、黄銅製のリングの上部までもが溶けてしまいました。トホホ😢

 

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今回は園芸用バーナーを使いましたが、次回はトーチバーナーを使う方が良い結果が期待できそうです。それから、後で気づいたのですが、リングの上部は外れるようになっていました。それを外して鉛を溶かす作業をすれば良かったのですが、後の祭り。トホホ😢 失敗から学べる事がたくさんあります。

 

 リングの上部が溶けてしまいましたので、今回は試作と割り切りホースクランプを使いモーターを固定して低コストモーターベースが出来上がりました😊

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見た目はいまいちですが、重量のあるモーターのベースが出来上がりました。暫定的な使用ならこれで十分です。

 

やはり、いろいろ工夫しながらの工作は楽しいです。

 

 

Spacedeck をDCモーターで動かす

ノッティンガム Spacedeck 用にDCモーターをブログ友より譲って頂きました。このDCモーターは単一乾電池8個で動作します。

 

DCモーターをVPIのACシンクロナスモーターに両面テープで簡易的に固定して動作確認をしています。回転数も問題無く33回転に合わせることができました。

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近いうちに、DCモーターを重量のあるものに入れて本格的に稼動させたいと計画しています。ホームセンターで下記のような金具を見つけました。町野式カップリングと言い、散水ホースをつなぐ金具だそうです。サイズも数種類あり、材料は黄銅で重量もそれなりにありますので、DCモーターのベースとして使えそうです。

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 ネットで調べてみますと、ステンレス製のものもあるようです。

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我が家の庭には5・6種類の小鳥が餌を食べに来ます。下記の小鳥の名前は知りませんが、人懐こくてとても可愛らしいしぐさに癒されます。

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ターンテーブルの回転数の確認

先日紹介したトーンアーム無し、モーター無しのノッティンガム Spacedeck にVPI ARIES 3 Black Knight のトーンアームとモーターを暫定的に移植して音はでるようになりました。

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ノッティンガム と VPIのプラッターの径がほんの少しですが異なりますので、回転数の微調整が必要です。回転数の確認には東芝EMIからリリースされた下記の測定用レコード(45rpm) とスマートフォンの無料のアプリ (Audio Frequency Counter) を用いました。

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今回用いた測定用レコードの回転数は45rpmですので、VPI Synchronous Drive System を45回転モードにして周波数を78.83Hz に設定しましたら 1000Hz の規準信号で1000.1Hzが得られました。

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次に VPI Synchronous Drive System で33⅓回転モードに設定して周波数を58.39Hz に設定しましたら740.7Hz (期待値は740.7Hz)が得られました。スマートフォンでの測定は少し変化しますが、誤差が0.5%以下には調整できたと思っています。