今日は、イーディオさんからお借りしている白いセラミック振動板で有名なAccutonのユニットを使用した3ウェイスピーカーシステムを自宅試聴しました。Accutonのユニットになじみの無い方には、LUMENWHITEのスピーカーに使われているあの白色のユニットのメーカーと説明した方が分かりやすいかも知れませんね。
今回試聴したAccutonのユニット類は下記の通りです。
ミッドレンジ: C50-8-044
トゥイータ: D20-6-031
なかなかオシャレな感じのイーディオ製Accutonスピーカーシステム
下記のようなユニット構成と使用帯域で試聴を行いました。帯域の設定はデジタルチャンネルデバイダ DEQXのPDC 2.6Pで行いました。ただし、高音ユニットだけは10kHzのLCフイルターで接続しました。
低音: ソニー SPU-L11 (200Hz以下)
中低音: Accuton C173-6-095 (200-800Hz)
中音: Accuton C50-8-044 (800Hz以上)
高音: Accuton D20-6-031 (10kHz以上)
正妻の横にチョット間借り中のAccutonスピーカーシステム
さて、肝心な試聴の結果はどうだったのでしょうか。ネットで「セラミック製のユニットは構造上柔らかい音は出しにくい反面、硬く張りのある音は得意....」とのコメントを見ましたが、私の感想はかなり異なります。チョット前までサブとして試聴していたパイオニアのS1EXをハイレゾの音源と例えると、Accutonのユニットで聴く音楽はまるで77cm/secのマスターテープを聴いている感じです。この自然な感じの再生能力は、初動特性の良さと歪み感の無さからくるのでしょうか。いつも高分解能な再生を求めてホーンのシステムを使用している私にも、全く違和感無く音楽を楽しめます。セラミック振動板からイマージされる硬質感は全く感じませんでした。LUMENWHITEのスピーカーは試聴したことが無いのですが、市場での評価はどうなのか気になります。
今回の試聴で、ミッドバスはAccuton製の可能性が高くなりました。あとはサイズを17cmまたは22cmにするか迷っています。