Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

定在波の影響の度合い

我家での定在波の影響の度合いを調べました。測定はリスニング側の壁からの距離を変えて行いました。下記のプロットがその結果です。測定用マイクの位置は壁から28cmが赤、52cmが青、75cmが薄緑、100cmが緑です。測定用マイクの高さはすべて100cmにして、方向はレーザーポインタで中音と中高音用ホーンの中間になるべく合わせました。
 
結果は、測定用マイクの位置が壁に近い方が定在波によるディップは少ないです。これは、音が良いか悪いかは別にして、スピーカーをなるべく壁に寄せた方が定在波の影響が少ないのと同じ原理です。我家はコンクリートでできたマンションですので定在波によるディップは教科書に載っているような出方をします。
 
自動イコライジングをする時には、この辺を理解して行わなければ改善が改悪になる可能性もあります。私の駄目耳には首を数十センチ動かしてもそんなに再生音が変わるようには聴こえませんので、個人的にはあまり神経質になる必要性を感じません。
 
測定結果
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75cmポイントでの測定風景
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