飽きずにスピーカー設計の支援ソフトウェア VituixCAD で遊んでいます。今回はAccutonのツィーターC25-6-158をシミュレーションしてみました。自分のやっていることが正しいかは自信ないのですが、その結果を紹介します😅
下記はAccuton C25-6-158 のデータシートに記載されている周波数特性です。
下記は円筒型のエンクロージャーにマウントした時の周波数特性の結果です。結果が分かりやすいように縦軸のスケールは80-100dB、横軸は500-10kHzにしました。赤の点線は上記のデータシートの画像の結果を VituixCAD で取り込んで数値化しました。青の点線はデータシートの値に円筒型エンクロージャーによるデフィフラクションの影響を加味した結果です。緑の実線は、我が家での測定結果です。シミュレーションの結果は驚くほど、我が家での実測に合っています。
Accuton C25-6-158の外形はΦ58mm、円筒型エンクロージャーはΦ90mmです。エンクロージャーをΦ60㎜(現実的にはマウントできないサイズですが)にするとフラットな特性になることを知りました。あるメーカーのツィーターがほぼバッフル無しでマウントしてあるのは、このような理由もあるのでしょうね。
ミッド用のユニットも同じ様に検討しましたが、エンクロージャー内の定在波と思われるディップが見られたので、その対策ができましたら公開するかもしれません😅
このように、自作スピーカーマスターブックと VituixCAD でたくさん勉強させて頂いています。年老いた私ですが、学ぶのに遅すぎることはないようです。