Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

フォステクス T500A MkII 測定結果

今週はゴールデンウィークの休みで、オーディオ三昧の毎日を送っています。

我が家のスピーカーシステムは、デジタルチャンネルデバイダーで4ウェイ化した後に、ツィーターをパッシブタイプのフイルタを通して接続しています。ツィーターはフォステクスのT500A MkIIで、 純マグネシウム振動板とアルニコ磁気回路が特徴のユニットです。

今日は、ミッドハイ(エール音響 4550DE)とツィーター(フォステクス T500A MkII)のつながりの良さを、データで紹介します。下記が我が家のホーン3兄弟の配置です。T500A MkIIのゴールド色したホーンは、私の好みではないので、Linfof工房に製作して頂いたウッドリングを張り付けています。ここは、オリジナルの特性より、見た目重視です。


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下記のプロットが、エール音響 4550DEとフォステクス T500A MkIIの総合的な周波数特性です。我が家の簡易的な測定でも30kHz付近までカバーしているのが分かります。私的はかなり納得のいく測定結果です。タイムアライメントデータを見ながら最適化しませんとなかなかこの様な特性を得るのは容易ではないです。

補足事項
1. 4550DEの低域側は1kHz・48dB/octでカット
2.T500A MkIIの低域側は10kHz・6dB/octでカット


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下記のプロットは、エール音響 4550DEとフォステクス T500A MkIIのそれぞれの周波数特性です条件は上記と同じです。T500A MkIIを超える特性を持ったユニットはなかなかお目にかかれません。

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下記のプロットは、タイムアライメントがずれている状態の例です。距離にして1cmほどの状態です。

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ツィーターにはエール音響の1710または1750DEを、中古で良い出物があれば導入したいと思っています。以前、1710を自宅試聴した時、空気に溶け込むような高音は、いまでも忘れもしません。初めて自然界にあるようななめらかな高音をスピーカーから聴いたような気がしました。エール音響・遠藤氏の匠の技なのでしょうね