Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

SB Acousticsのツィーターの測定結果

ようやく音響測定の「やる気スイッチ」が入りました。

 

下記のような簡単な治具を作り測定を行いました。ユニットは高さ1.2mでいちばん近い壁から1.3mの所に置き、マイクはユニットと同じ高さで1mの地点に置き測定しました。今回は頑張って水平方向の指向性も測定しました。

 

 

 

まずは、いちばん期待値の高い SB Acoustics SB29BNC-C000-4 の周波数特性を計測しました。下記はメーカーのデータシートに記載されている特性です。

 

 

データシートと我が家の環境で軸上で測定した特性を比べてみました。2kHzから20kHzの範囲では測定値に違いはほとんどありません。2kHz以下の特性の違いは、バッフル効果と部屋の反射などが差として表れていると思います。そして、20kHz以上は我が家の測定機器の特性が影響しています。

 

 

 

下記はL-chとR-ch用のユニットの軸上と軸外の特性です。ほぼ完璧と言って良いくらい特性が揃っているのが分かります。色のついているのがL-ch、オーバーラップしている灰色がR-chの特性です。

 

 

 

下記は青はL-ch、赤はR-ch用のユニットの軸上でのインパルス応答です。治具からの反射らしきものも見られますが、受入検査の結果としては十分な精度です。




次回は SB Acoustics SB29BNC-C000-4 をシステムに組み込んで測定と試聴の結果を紹介する予定です。

 

 

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妻は小旅行に出かけています。私はタウ君とお留守番です。「妻元気で留守がいい」などと私は思っていませんよ😅