Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

オーディオルームのレイアウト変更

序章
次のプロジェクトに向けて、
我が家のオーディオルームはだだ今衣替えの真最中です。一つの機器を移動させるために、いろいろ他の機器の移動も必要になります。たとえば、LPプレーヤーを移動させるためには、後方のCD棚も一緒に移動が必要になります。今回の変更のポイントはスピーカーケーブルを短くすることです。造りつけのラックに入っていたパワーアンプをラックからスピーカー間に移動します。


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本題
今年の秋頃には、新しいウーファー用エンクロージャ導入したいと思い、計画を練り始めました。いろいろな制約が有る中でいくつか案のイメージ図を描いてみまし た。

第一案
現エンクロージャーは横長ですが、新エンクロージャーは縦長にして、ヤマハのB3のシャシーに組み込んだ金田式モノラルアンプ6台(中低音、中 音、高音用)とアキュフェーズ A-30 BTL接続 2台(低音用)を2段のラックにのせて、スピーカー間に配置する。アキュフェーズ DF- 55はA-30の間に置きます。アンプ類の収まり具合が一番良いのがこの案です。

借り置きしてみますと、スピーカー間の距離が1.5m程になり、ニアリスニングフィールドの我が家では、イメージしていた以上にスピーカーが離れ 過ぎています。期待しての試聴でしたが、再生音は少し散漫に聴こえます。一番有力な案だっただけに残念です。


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第二案
スピーカー間の距離を狭くするため、アンプ類を3段のラックに載せる案です。ラックの高さは60cmになります。この場合、スピーカー間の距離は 1.25mです。視覚的には、ちょっと中央に鎮座するアンプには、私の場合慣れが必要です。この案では、無理に新エンクロージャーは縦長にする必 要も無いので、横長を予定しています。

再生音は、アンプの天板からの反射音が邪魔して、音場・音像共に私には違和感があります。ある特定の音域で位相が合っていないような聴こえ方をし ます。

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第三案
この案は、アンプのラックを2段にして、A-30を手前に出して床に直置きにします。ラックの高さは第二案の60cmに比べて20cm低くなり、 40cmになります。視覚的には、私にとってギリギリ許容範囲内です。手前に出たA-30が気になりますが、放熱の事を考えるとこの案も有りかな と思っています。

再生音はどうでしょうか。第二案で気になった、アンプの天板からの反射が許容範囲内におさまりました。音場・音像共にまずまずですので、この案を 細かく詰めてみたいと思います。


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第四案
この案が、私にとって理想的なのですが、アンプ無しではスピーカーからは音はでませんので却下ですよね。スピーカーの後方にアンプ類を置く、音圧がかからない専用の部屋がほしいです。


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オーディオのレイアウトは、いろいろな制約の中で各々がベストと信じる案を、試行錯誤しながら改善するのも楽しみの一つかなと思っていますが、如何でしょうか。


最後に

私のスピーカーの遍歴は、フォステクスのフルレンジから始まり、アルテックの2ウェイ同軸、
ポジーの2ウェイリボンなどです。そして、10年ほど前に、ソニーの38cmウーファーと2インチホーンを導入してから現在に至っています。私のオーディオ人生で今が一番スピーカーのユニット数が多い時ですが、デジタルチャンネルデバイダーとPCを使った音響測定機器導入により、実現可能になったスピーカーシステムだと思っています。