Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

マルチアンプだからできるスピーカーケーブルの組み合わせの妙

私の直感で、下記のモガミのケーブルの組み合わせが良さそうと思い、3種類のモガミのケーブルを注文してそれが届きました。低音には手持ちのS/A Labのものを使います。もし、直感が当たらなかった場合は、ケーブルの在庫が増える結果になりますが、試してみないことには分かりませんので致し方ありません😅

 

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2018年からのスピーカーケーブルの組み合わせの遍歴を表にしました。昨日何を食べたかも思い出せない私ですが、拙いブログでも長く続けていると、過去の履歴がすぐに検索できますので重宝します。表は文字が小さく読み辛いですが、雰囲気を感じて頂ければと思います。No. 4, 5, 6が今回試したケーブルの組み合わせになります。

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モガミ 2534 は4芯のライン用ケーブルですが、高音用のスピーカーケーブルとして使うのも充分にありと思いました。素直な音色が、少しじゃじゃ馬的なAccutonのツィーターを上手く手なづけてくれています。これは当たりでした。高音用ケーブルはこれで決まりです。

 

中高音用にと選んだ モガミ 2972 は例えは適切ではないかもしれませんが、自然体で普段着の女性が自宅で寛いでいるようで、少し緊張感が欲しい気がします。この女性が薄化粧をして、お出掛け用のおしゃれな服を着て森の小道を散策している感じが好みなのですが。もちろん、過度な化粧とおしゃれは不要です。そして、知的な雰囲気が感じられれば完璧です。すみません、妄想の世界に入ってしまいました。

 

オーディオの世界に戻り、モガミ 2972 には ”ごめんなさい” して、サンシャイン SSP-reference1.0 (2m品を2本継ぎ足したもの)に交換して聴いたところ、私の理想に近い女性(えっ、私のこと呼んだ?と妻が言ったとか😀)が現れてくれました。

 

中低音用にと選んだ モガミ 3104 は12AWGの4芯でAccutonのミッドバス用には線径が太過ぎたようで、低音が膨らみすぎ明瞭度に欠け、密閉型エンクロージャーの良さが失われているように感じました。そこで、 ”ごめんなさい” した線径の細い(15AWGの4芯) モガミ 2972 が ”ちょっと待った” して 中低音用として復活しました。と言うことで、期待していた モガミ 3104 はベンチ入りとなりましたが、また別な形で復帰してくれるかもしれません。

 

手持ちのケーブルですべての組み合わせを試した訳ではありませんが、ケーブルの構造と線径を考慮にいれて組み合わせを選んて聴き比べた結果、下記の組み合わせに決まりました。今度妻と一緒に音楽を聴く機会があったら、”知的でチャーミングな君をイメージして音作りをしたのだけど、どう思う?”と聞いてみますね。もしかしたら、夕飯で一品増え、美味しいお酒が飲めるかもしれません。またもや、私の妄想でした😀

 

今回私の主観的で独断的な試聴の結果、下記のケーブルがベンチ入りしました。

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ケーブルの試聴記はいろいろなところで見かけますが、今回は4ウェイ・マルチアンプ用にXLRケーブルとスピーカーケーブルをいろいろな組み合わせで聴き比べました。マルチアンプ方式ですと変数が多いので、ケーブルの影響はスピーカーユニットやチャンネルデバイダーの設定に比べたら微々たるものだろうと思われがちですが、今回の一連の試聴でそうでもないことが実感できました。

 

マルチアンプ方式ではスピーカーユニットとパワーアンプにネットワークは無く直結ですので、スピーカーケーブルでの音の違いはより明確にでます。そして、帯域によっても相性はありそうです。達人の方々にとっては、当たり前のことかもしれませんが、私にとっては新鮮な体験でした。

 

以上の結果から、スピーカーケーブルは、左から ①ゾノトーン 7NSP-7070 Grandio  ②モガミ 3104  ③アリコバ SPC-REFERENCE-TripleC は音の相性やケーブルの長さの関係でベンチ入りとなりました。

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前回の結果からXLRケーブルは、左から ①モガミ 2549  ②アキュフェーズ ALC-10 (1.5m)   ③アキュフェーズ ALC-10 (1m)   ④オルトフォン The Purest 7-Nines は音の相性やケーブルの長さの関係でベンチ入りとなりました。一年後には再びピッチに立っているかもしれません。手持ちのケーブルで遊ぶ限り、お財布に優しいオーディオ活動です。

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今回は、パワーアンプのラック作りから始まった「パワーアンプの大移動」でしたが、いろいろと貴重な体験ができました。お付き合いありがとうございました😀