Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

人生最後の自作スピーカーシステム、プランBで行こう

5月21日のブログで「 試練の先に見える光: 人生最後の自作スピーカーシステム
Scan-Speakスピーカー」と題して、Scan-Speakのシステムのバージョンアップの構想を紹介しました。

 

しかし、オフ会やイベントが続いて妄想する時間がとれませんでしたが、最近落ち着きましたので、Scan-Speakのシステムのバージョンアップの構想を練っています。

 

以前紹介しました下記のAvalonもどきのデザイン(プランC)は魅力的なのですが、私がDIYするにはいくら簡略化しても難易度が高過ぎると自覚ました。常識のある人からみるとそんなの最初から分かっていたよ、と言われそうですが、Accutonで採用した太鼓型エンクロージャーも、そんなの無理と思いながらも何とかならないものかと頑張ったら、いろいろ人と縁あって実現しましたので、今回も完全に諦めてはいませんが、とりあえずこの案は保留にします。ペアでエンクロージャーを50-60万円位で製作してくれるところがあれば再考するかもしれません。

 

 

 

プランCがだめなら、Wilson AudioもどきのプランBがあります。こちらは、低音部は箱型、中高音部は台形ですので、微妙なカットの部分は省かざるえませんが、それ以外は私の工作レベルでも何とかなりそうです。それから、高級車のような塗装は私には無理ですので、なんちゃって塗装になります。作るプロセスを楽しむのが自作オーディオの醍醐味なのです。もし、持ち込みで車の塗装屋さんがやってくれるところがあれば、それも選択肢の一つになります。

 

 

Wilson Audioもどきの良さは、デザインはもちろんですが、その構造設計にもあります。私の場合、自作スピーカーシステムを構築する場合は、最初の作品をベースにバージョンアップするケースがほとんどですので、エンクロージャーをモジュラー化しておくとその後の対応がスムースにいきます。さらに、低音部と中高音部を分離することによって、ユニット間の振動の影響も低減できます。一体型の場合、ツィーターが振動試験機の上で足を踏ん張りながら頑張って音楽を奏でているように私には見えるのです。

 

Wilson Audioもどきのデザインでイメージトレーニングして遊んでいます。50%のスケールでプリントして厚紙に張り付けてみました。タウ君が玄関ホールで昼寝をしていましたので、邪魔しないようにそっとスピーカーの切り抜きを置いて写真を撮りました。写真を撮っているところに通りかかった妻からは、「やることがいっぱいあって良いわね」と笑われました😅

 

 

スピーカーのイメージ図を原寸大にすると、対猫比では下記の合成写真ようになります。

 

 

 

Sony SUP-L11の有効活用

今まで通り、最低音部にはScan-Speakと相性の良いSonyの38㎝径ウーファーのSUP-L11を使用します。20cmクラスのダブルのユニットにバッフルステップ補正を施せば、SUP-L11は要らないのではとの意見もありそうですが、心地良く感じる低音も人それぞれです。バッフルステップ補正ではなく、ユニットを追加して周波数バランスを整える構成を採用します。現代オーディオでは敬遠される大型のエンクロージャーがすでに手元にあったのもこの組み合わせを選択した理由です。200Lクラスのエンクロージャーをペアで置けるリスニング環境だからできる贅沢かもしれません。使用環境が変われば設計のクライテリアも変わります。

 

 


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お礼

先日のサウンドピット創業祭の記事では、たくさんの「いいね・ナイス」を頂きありがとうございました。備忘録中心のブログですが、励みになります。