Windows PCを使ってのデジタルチャンネルデバイダの構築がゆっくりですが進んでいます。必要な接続ケーブルの購入や自作などで思ったより時間とられましたが、最近は S&K Audio SSC-X の使い方も理解できて、マイクロフォンを使っての音響測定も仮の2ウェイのシステムで試してみました。これで、ようやくメインのスピーカーにつないでレベルの調整もできる環境ができました。
私のPC周りの機器を下記にまとめてみました。静音PCに Lynx AES16e-SRC をPCI Expressのバスにつないであります。AES16e-SRCはデジタル入力・出力をそれぞれ16チャンネルサポートしています。デジタルの線としては8本(ASEまたはSPDIFの場合、1本でLとRチャンネルの信号をサポート)となります。私の場合は、AES16e-SRCの PORT A の出力専用として使用してマルチDACに接続しています。PORT B の入力専用として使用して、CDトランスポートとネットワークトランスポートに接続しています。
スピーカーと部屋の音響特性は Roland Quad-Capture をマイクアンプとして使用してUSB経由でPCに接続しています。音響特性の測定時に、AES16e-SRC や Quad-Capture からの出力ポート(ASE、SPDIF、USB)すべてが、SSC-X上で選択できます。分かっている人には何でも無いことかもしれませんが、初心者の私はこれを理解するのに少し苦労しました。
PCソフトウェアSSC-Xの入力選択の機能の説明をします。下記の図の Music File をクリックするとSSC-Xのプレイリストにある音源が再生されます。 Ext. をクリックしますと、SSC-Xの Diriver Setup Utility で設定した外部デジタルからの音源が再生されます。Ext. をクリックするごとに No Source と表示されている部分に External 0, External 1, External 2, External 3 が順次表示されていきます。音量の調整は Detail のタブの下側にあるスライドバーで行い、スムースな動きで操作性は良いです。
今週末にはメインの4ウェイのスピーカーにつないで音楽を鳴らしてみます。