今年2011年の我家でのオーディオニュースを備忘録としてまとめてみました。
Woodly&Allen製20cm円形ホーンの導入
4月に中高音のユニットエール音響4550DE用にWoodly&Allen製20cm円形ホーンを導入しました。ちなみに、この円形ホーンで4代目となります。4550DEでは使用帯域で試行錯誤があり、ようやくこの円形ホーンに出会い落ち着きました。
Woodly&Allen製20cm円形ホーン
5ウェイマルチスピーカシステムプロジェクト開始
6月にAccutonのユニットを使った3wayのスピーカーシステム自宅試聴して、ミッドバスにAccutonのC220-6-222の導入を決定しました。Accutonのユニットで聴く音楽はまるで77cm/secのマスターテープを聴いている感じです。この自然な感じの再生能力は、初動特性の良さと歪み感の無さからくるのでしょう。いつも高分解能な再生音を求めてホーンのシステムを使用している私にも、違和感無く音楽を楽しめます。今日現在は、このユニットを借りの30L弱のエンクロージャーで200-800Hzの帯域で鳴らしています。中低域に力強さが出て音楽(特にボーカル系)の表現力が増しました。Accutonのユニット導入は私の直感を裏切らない結果となりました。
AccutonのC220-6-222
マルチボリュームプロジェクト開始
5ウェイマルチスピーカシステムプロジェクトと並行して、8月に 新日本無線のオーディオ用電子ボリューム(MUSES72320)を使ったマルチチャンネル用マスターボリュームプロジェクトを開始しました。私は現在、DEQX社のデジタルチャンネルデバイダPDC2.6Pを使用していますが、これは3ウェイまでの対応となりますので、アキュフェーズDF-55の導入を前提に、このマルチボリュームを開発しています。回路構成はMUSES72320を8ビットマイコンのPICがソフトウェア制御する形です。ファームウェアの開発はMicroElektronika社のPIC用CコンパイラーmikroCとPICD-600SXの組み合わせです。この開発環境はなかなか優れ物です。最近、忙しくてファームウェアの開発が止まっていますが近い内に再開したいと思っています。
PIC用ファームウェアの開発環境
番外編
今年購入したCDで一番のお気に入りは、21世紀のエディット・ピアフと形容されるZAZの「モンマルトルからのラブレター」です。美しい声とは言い難いですが心の奥まで届くような芯のあ る歌声です。私はフランス語は分かりませんが、なぜか心 に響いてきます。これが音楽の強さなのですね。
ZAZのCD「モンマルトルからのラブレター」
2011年は大変な災害もあり忘れられない年となりました。来年は日本全体が明るくなるようなニュースが多くなることを期待しています。
最後に、2012年も宜しくお付き合い下さい。