Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

Accuton C220-6-222を使った3ウェイシステムの試聴結果

今日はAccuton C220-6-222のユニットをシステムに組み込んで測定と試聴を行いました。Accutonのユニットに受け持たせる周波数は200Hz-800Hzで仮決定です。下記にリスニング地点での周波数特性とトランジェント特性を添付しました。補正は480Hz付近で-4dB、1800Hz付近で-2dBを施しています。タイムアライメントもできる範囲で揃えました。個人的には、測定結果はまずまずの結果だと思っているのですが如何でしょうか。
 
試聴の結果
ソニーのドライバ SUP-T11でも数百Hzからでも使用可能ですが、やはり良質なミッドバスを追加すると中低域に力強さが加わります。キースジャレットの”ケルンコンサート”では、ピアノの打楽器的な要素の実在感がより鮮明になります。やはり、中低域が充実すると演奏の迫力がより伝わってきます。私の大好きな荒井由実の”海を見ていた午後”では、アナログ録音のマスターテープの品質に一歩近づいた感じで、荒井由実の声に実態感が増して聴こえます。最後にダイアナクラールの”My Love Is”で低音・中音・高音のバランスを確認して調整を終えます。
 
Accutonのユニットのエージングはまだまだこれからで、システム全体の音にも荒削りな面はありますが、試行錯誤しながら楽しくスピーカシステムの構築を進めたいと思います。
 
測定に使用したスピーカー
低音:      ソニー SUP-L11 ラフトクラフト製240Lエンクロージャ
中低音:   Accuton C220-6-222 60Lエンクロージャ
高音:    ソニー SUP-T11 山本音響工芸製 SS300 ウッドホーン
 
リスニング地点での周波数特性(上側)とトランジェント特性(下側)
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