Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

アキュフェーズ DF-55用マスターボリュームプロジェクト開始

Accutonのミッドバスが届くまで、しばらく話題をスピーカーから電子工作に変えますね。
 
私が現在使用しているデジタルチャンネルデバイダーのDEQX PDC2.6は基本的に3ウェイまでの設計ですので、スピーカーにミッドバスユニットを新規で追加すると4ウェイ(ツイターはミッドハイにLCフイルタで接続)が必要になります。そこで、DEQXをアキュフェーズのデジタルチャンネルデバイダー DF-55の導入を検討しています。DF-55には高音質で評判のESSテクノロジー社のDAC ES9008が採用されているのは魅力です。しかし、我家でDF-55を導入する為には、大きな問題を一つ解決しなければなりません。
 
アキュフェーズ デジタルチャンネルデバイダー DF-55
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アキュフェーズのDF-55は各ユニットのゲイン調整はできますが、マスターボリューム機能がありません。アキュフェーズ社としてはプリのアナログボリュームまたはCDプレーヤのデジタルボリュームの使用を想定しているみたいですが、私としてはDF-55まではフルデジタルで接続して、音量調整はパワーアンプ直前でアナログタイプで音量を調整したいです。そこで趣味の電子工作の登場です。
 
4または5ウェイ用のアナログタイプのマスターボリュームの設計を始めました。そのコアとなる部品が新日本無線(JRC)のオーディオ用電子ボリューム MUSES72320です。MUSES72320にはボリュームとゲイン調整用の電子ボリュームが搭載されています。そのコントロールは3線シリアル(クロック、データ、ラッチ)で行いますので、マイクロチップ社のマイコン(PIC)でそれらをソフトウェア制御すると便利そうです。
 
JRC MUSES72320
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最近ブログの更新が週一回位のスローペースになっていますが、このDF-55用ボリュームのプロジェクトが終わるまで週2回位で更新したいと思っています。次回はブロックダイアグラムを公開する予定です。