Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

5ウェイのマルチアンプシステムの試聴会

ウインブルドンテニスでは女子シングルスはクビトバ、男子はジョコビッチの両選手が初優勝を果たしました。見応えのある試合が多くテニスファンにはたまらない2週間でした。日本人選手の中では女子の土居美咲の健闘が光り、今後の活躍が楽しみです。
 
本題のオーディオの話に移りましょう。先週末、DEQXのユーザーの一人Tさんと一緒に、山梨県笛吹市にお住まいのFさん宅にお邪魔して来ました。FさんはDEQXを2セット使い5ウェイのマルチアンプを組まれています。私も5ウェイに向けてミッドバスの導入を検討していますので、すでに5ウェイを組まれているFさん宅の再生音には非常に興味がありました。
 
FさんのスピーカーシステムはTADの38cmダブルウファー、フォステクスの13cmミッドバス、TADの4インチドライバー、TADの2インチドライバー、フォステクスのホーンツィーターです。各ユニットの配置は下記の写真をご覧ください。チョット見では2ウェイのシステムに見えるように設置してありますので、フロント側はスピーカーユニットがいっぱいの印象はありません。この辺が、Fさんのセンスの良さを感じます。
 
Fさん宅の再生音はどうだったのでしょうか。第一印象は音像が非常にコンパクトで音色が綺麗でした。目隠して試聴すると20Hzから20kHzまで再生能力のあるフルレンジのユニットの音を聴いているみたいです。ダブルウーファーとミッドバスが再生音に絶対的な安定感を与えてくれています。音像のコンパクトさはDEQXの自動補正の凄さと分かりました。3人ともDEQXのユーザーですので、同じ価値観を所有している感じで再生音へのコメントに対してすぐにお互い言わんとすることが分かち合える感じで、とても楽しい試聴会でした。
 
それから、Fさん宅の特徴はバッテリドライブのパワーアンプです。これによりS/N比の高い再生音が得られています。アンプとスピーカーは必要最小限の長さ、そして吟味されたケーブルで接続されています。アンプの選択やスピーカーのまとめ方にFさんの高い美意識を感じます。
 
今回はFさんから5ウェイの素晴らしさを体験さして頂きました。我家も5ウェイに向けてゆっくりですが行動を起こしたいです。 最後にFさんを紹介して下さいましたTさんに感謝しています。
 
Fさん宅のスピーカーシステム
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