エンクロージャーの工作も木工関係の作業をすべて終え、スピーカー端子を取り付けています。私は木工は万年初心者ですが、半田付けに関しては人並みのスキルは持っているのです😅
このエンクロージャーはマルチアンプ方式で駆動する4ウェイのスピーカーシステムですので、計4組のスピーカー端子が必要になります。今回はエンクロージャーのデザインを上手く生かして、Mid-LowのLowの端子は底辺部に下向きに、Upperの端子は上部に上向きに取り付けました。人と違うことをやりたくなる私です。
それから、Mid-HighとHigh用の端子は裏蓋に隠れるように設計しました。写真では端子を隠す裏蓋は取付ていませんので、その設計の意図は分かりづらいかもしれませんが、後日説明しますね。Mid-Low用エンクロージャーの上部に取り付けた端子はMid-High/High用エンクロージャーと干渉しないようにしてあります。このような設計にたどり着くまでに何日も「どうしたらよいじゃろの~」悩みました。
エンクロージャー内のケーブルの取り回しにもひと手間掛けました。このような小物の必要性はエンクロージャーの設計時には見えないのですが、実際出来上がったものを観察すると、改善点(工夫したくなるポイント)が見えてきます。写真はありませんが、Mid-Low(Upper)のケーブルも同様な処置を施しています。
この設計でプロに依頼するとなると、小物も含めて詳細な図面を起こす必要があります。そして、工数の掛かる斜めカットが切断面の6・7割を占めていますので、見積りを見るのが怖くなります(仕事を受けてくれる業者があればの話ですが)。場合によってはプランBでいきます😅
エンクロージャー内のケーブルは24AWG 銀メッキ (絶縁体はカプトンとテフロン)を4本撚ったものを自作しました。これは2021年の11月に6種類のスピーカーケーブルを行った結果(私の好み)に基づいています。ブラインドテストでは分からない程度の差ですが、個人的な気持ちの問題です。「病は気から、オーディオ・良い音も気から」ですよね😍
まだ、だいぶ先(来年の春頃?)の話ですが、このエンクロージャーの設計を最終版と判断したら、もう片チャンネル用も製作して黒のつや消しで仕上げる予定です。
心の準備ができたら、スピーカーユニットを取り付けます。ユニットの取り付け穴の位置が合っているか心配です。