前回のエンクロージャーのデザイン「バッフル編」の続きで、今回はサイドパネルに焦点をあてます。
段ボール紙で作ったフルスケールのエンクロージャーを、玄関ホールに仮置きしています。通りかかった妻が、「すご~い、こんなに立派なものを作っていたとは知らなかった」と驚いています。高さが1200mmありますので、それなりの存在感はあります。
写真中央は真正面から、写真左はその側面からのものです。そして、写真右は側面に高さの低い四角錘を追加したバージョン(試作①)になります。残念ながら、Avalon Tesseractのような凄みのあるデザインからはほど遠く、現実は厳しいですね。
側面に四角錘を追加したバージョンはオリジナリティがあって良いのですが、加工してくれる工房の可能性を考えると、側面がフラットなデザインのバージョンでも良さそうな気がしています。このような迷いも楽しいプロセスの一部です。