Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

レコード(音楽)の力

近々予定しているオフ会ではアグネス・チャンの曲も多少は聴く会になりそうですので、手持ちのレコードを洗浄しました。

 

アグネス・チャンは1955年に香港で生まれで、1972年に「ひなげしの花」で日本でデビューしています。私も同世代で自分の青春時代には彼女の歌が常にありました。半世紀以上経った今でも、彼女のレコードを手に取ると、外観はおじさんのままですが、気持ちだけは二十歳の青年に若返ります。少ない給料の中から節約して手に入れたレコードは半世紀経った今でも特別な存在です。

 

 

 

自分の親がテレビで懐メロ(昭和歌謡)を聴いていたのを思い出します。時が過ぎて、私の懐メロがアグネス・チャンになろうとは思いもしませんでした。CDやストリーミングでも聴けますが、30cm角のジャケットを眺めたり、歌詞カードをあらためて読んだりすると、会社の寮で当時の友人たちと恋愛や将来について語り合ったことが思い出されます。5年勤めていた会社を退職して、所有していたオーディオ機器をすべて売却して1年間の予定で貧乏旅行に出発したのはそれから間もなくでした。あの頃は若かった。

 

自分の持ち物で一番長く所有しているのはレコードだと気づきました。書物は終活でつい最近段ボール20個分ほど処分しましたので、その次に古いのは何か思い出せません。ソニーのユニットも20年程使っていますが、妻の方が少し古いと言ったら怒られそうですので、これくらいにしておきます😅