Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

バキューム式レコードスタビライザーのバージョンアップ

​バキューム式レコードスタビライザーをバージョンアップしましたので紹介します。

 

ユキムのアイコール IQ1300A下取りキャンペーンを利用してユキム CVS-1を購入しました。IQ1300Aではレコード演奏の後半に吸着状態が弱くなることがありましたが、CVS-1では間欠(8分間隔)バキューム機能が追加され、その問題が解決されています。それから、ターンテーブルシートにはより密着性を高めたシーリングゴムが採用されています。

 

左:ユキム CVS-1         右:アイコール IQ1300A 



当初、CVS-1の購入は迷っていたのですが、6月に開催されたOTOTENで両機種の開発を担当された方とお話する機会があり、私が危惧していたポンプの動作音とスタビライザーとホースを繋ぐベアリングの動作音が問題ないレベルと分かり導入に踏み切りました。8分間隔で動作するポンプ音は、たまたま曲間(ほぼ無音状態)に当たると分かると思いますが、2週間の使用経験では圧倒的にレコードを聴く楽しさが増えました。

 



吸引を兼ねたスタビライザーのベアリングに負担がかからないように吸引用ホースを垂直に立ち上げています。どれだけ効果があるかは分かりませんが、良いと思われることを愚直に実行しています。

 


CVS-1を導入して、レコードから超を付けたいくらいの安定した定位感が得られたのには驚きました。今までAccutonのツィーターの調整不足か部屋のフラッターエコーが問題だろうと思っていた症状が無くなりました。トーンアームの高さやアンチスケーティングの調整の効果もあるとは思いますが、ノティンガムのプレーヤーから当家比(当社比?)最高の音が出るようになりました。最低域の正確さと空間の表現力には目を見張るものがあります。フェーズメーションの試聴室で聴いた広大なサウンドステージの小型版くらいにはなったかもと自画自賛したいくらいCVS-1には満足しています。しかし、まだまだ他人様と比べらるような音ではありませんので、さらなる精進が必要なのは言うまでもありません😅

 

 

 

いつかはこんなプレーヤーを使ってみたいですね。TechDAS Air Force One と Glanz MH-124S の組み合わせ、私の憧れです。TBSテレビ 火曜ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』の最終回のセリフの一節ですが、『持続可能な恋』は実らなかった恋だそうです。憧れは永遠で良いのです😀

 

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*フェーズメーションの試聴室で使われていたプレーヤーシステムです@2019年5月。