Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

バッフルステップ補正と高域共振回路の組立て(本番用)完成

相変わらず同じようなことをして遊んでいます。注文していたバッフルステップ補正と高域共振回路の本番用の部品が届きましたので、バラックで組んで特性を確認してから、本番用には万能基盤を使って仕上げました。

 

ツィーター用補正回路(左:アクロバットな配線の試作品 右:本番用)

 

 

Low(下段の2個), Mid(中段の2個), High(上段の2個)の補正回路の組立配線が完了しました。補正回路は小さな基板に収まりましたので、下記の様にRCAケーブルに組み込みました。基板を保護する絶縁テープを巻いて工作は完了します。

 



本番用基板の組立後にも、配線や部品の間違いが無いことを確かめるために周波数特性を測りました。インダクタとコンデンサはLCRメーターで測定して左右ペアを組んで組み立てた結果、左右の誤差は±0.1%程に収まりました。パソコンとUSBのオーディオインターフェースがあれば趣味のレベルには十分な測定ができます。便利な時代になったものですね。

 

上述の特製RCAケーブルをチャンネルデバイダーとパワーアンプ間に接続して、チャンネルデバイダーのレベルとタイムアライメントの調整を行いました。クロスオーバー周波数の値は以前と同じ、減衰特性はとりあえず24dB/Octにしています。

 

ようやく、音楽が聴けるところまでたどり着きました。これからは、音楽を聴きながら各ユニットの音圧レベル、クロスオーバー周波数と減衰特性を変えて、私がもっとも自然と感じる組み合わせを探します。

 

今年の1月に始めた「スピーカーのお勉強」シリーズは、無事に期末テストも終えられそうですので、今回で終了です。お付き合い頂きありがとうございました😀