Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

バッフルステップ補正ー音響測定の結果(ミッドバス編)

USBオーディオインターフェースとパワーアンプ間にバッフルステップの補正回路を挿入して、その効果の程を確かめてみました。補正回路と言っても抵抗2本、コンデンサ1個で実験用でしたらチョチョイのチョイで出来ちゃいます😀 

 

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下記が Arta を使っての音響測定の結果です。青線はバスのバッフルステップ補正なし、赤線はバスのバッフルステップ補正ありです。ミッドバスのユニットは床から70cmですので、床からの反射の影響を避けて表示しているため、200Hz以下の測定精度は低いですが、ほぼシミュレーションの結果と合致しています。

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上記の実験結果、ミッドバスのユニットはなんとか手懐けられそうなのが確認できました。

 

次のステップとして、ミッドのユニット Acctuon C90-6-724 のシミュレーションしながら音響測定を行っているのですが、音響特性の結果に理解しきれていないところがあり、どうしたものか(楽しみながら😅)悩んでいるところです。

 

2015年の朝ドラ「花子とアン」で私の心の残ったセリフ、「曲がり角を曲がった先に何があるのかはわからないの。でも、きっといちばん良いものにちがいないと思うの。」を思い出します。7年前の話、だれも覚えて居られないですよね。

 

太鼓型スピーカーシステムの調整が上手くいった時、どんな素敵な音楽再生がまっているか楽しみです。曲がり角の先は、曲がってみないとわかりません。