Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

アクティブフィルター設計のお勧めの本

スピーカー設計の勉強の一環で購入した本でお勧めしたいのが、「The Design of Active Crossovers 」(Douglas Self 著)です。一般的なアクティブフィルター設計の本は多数出版されていますが、この本はActive Crossoversの分野に特化されて書かれているのが特徴です。私はアナログタイプのチャンネルデバイダーを自作する予定(気力も)はありませんが、補正回路で学べることがあるのではと思い購入しました。

 

この本は英語で書かれていますが、技術書ですので見たことも聞いたこともないような単語はあまり使われていません。647ページの大作ですが、理論的過ぎず、かと言ってクックブック的でもありません。私が特に参考になったのは、3dB/Octのフィルターの設計です。スピーカーの補正でほんのちょっとだけレベルを下げたい時に使えそうです。図の使いたかも適切で分かりやすいので、アナログフィルターの設計を勉強したことのある人で(私のように毎日が日曜日の人なら😀)数日で読破できると思います。

 

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デジタルチャンネルデバイダーとデジタルイコライジングをカバーした上記の本とペアになるような本があると嬉しいのですが。デジタル信号処理の本は多数ありますが、スピーカーおよびルームアコースティックの補正に特化した本とはいまだ出合えていません。

 

それから、河合一氏がMJ誌で連載された記事を発展させ纏めた「オーディオ用オペアンプICデバイスのすべて」も私のお気に入りの本です。オペアンプの実測特性と音質評価は、オペアンプ選びの参考になります。

 

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昨年はパワーアンプの移動やケーブルの比較試聴に夢中で、バラの夏の剪定が一ヶ月程遅れてしまい、季節外れの秋バラを楽しむはめになっていましました。今回は、その反省ではないですが、冬の剪定に向けて準備をしています。オーディオは待ってくれますけど、草花は自然のサイクルで生きていますので、私の都合で草花に苦労をかけさせたくはありません。

 

昨年は造成した花壇にはグラジオラスを植えましたが、今回その場所にバラを移植しました。とりあえず、つるバラ3本と木立性のバラ2本の植え替えの作業が終わりました。妻からは、”なんで最初からそこに植えないの?”と言われました。返す言葉もありません。より良くするための試行錯誤や改善・改良は評価の対象にはなっていないようです。一生懸命頑張ったのにショックです😅5月になって満開のバラを見たら、私の努力が妻にも分かって貰えると思います。きっと、妻は”そんなこと言ったけ”と言いそうです。

 

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