今回は、2021年の総括(スピーカー・ルームアコースティック編)です。5月の記事でパワーアンプを床下に置く案を紹介して、私自身いつもの妄想のみで終わると思っていました。
しかし、なぜだか「私のやる気スイッチ」が入り、8月には具体的な構想を練る段階に発展して、パワーアンプ用ラックを3台自作、9月にはホルストロープを使いパワーアンプや200V 電源トランスを床下に移動しました。
Before:パワーアンプはリスニングルーム内に配置
製作したパワーアンプ用ラック
床下に移動した機器たち
After: スッキリしたスピーカー後方
「パワーアンプの床下への移動」は大正解でした。新しい配置で聴く音楽はとても自然で優しく感じられます。以前は少し現代的な感じで尖っていたAccutonのスピーカーの音が、なぜか良い意味で普通のスピーカーの音に変わり、「オーディオ的」から「音楽的」な音になった印象です。
それから、100dBを超える音圧で聴いても(録音が良ければ)煩さは感じられませんので、昼寝しながらでも聴けます。例えば、グローバー・ワシントンJr. のワインライト(ハイレゾ音源)を大音量で鳴らすと「音の妖精たち」が部屋中を楽しそうに飛び跳ねているのが目に見えるようです。
スピーカーや機器の配置は、部屋のサイズなど制約があり、現実と折り合いをつける必要がありますが、その中でもできることはやってみる価値はありそうです。
これまで、今年のオーディオ活動を下記の4編に分けて纏めてみましたが、今回で完結しました。
- アナログ編
- デジタル・ネットワークオーディオ編
- アクセサリー・ケーブル編
- スピーカー・ルームアコースティック編
こうして、振りかってみると、いろいろなことに挑戦した1年でした。頑張った自分を褒めてあげたいくらいです。褒められて伸びるタイプです😀
ブログに記録しているからこそ、こうして振り返ることができます。拙いブログですが、来年もよろしくお願いします。