今回は、低音用(63-500Hz)スピーカーケーブルの比較試聴の結果を紹介します。今回でケーブルの比較試聴は終了です。
パワーアンプを床下に移動する前は、低音用にはゾノトーン 7NSP-7070 Grandio (2m) を使っていましたが、床下に移動したことによってケーブル長が足りなくなり、モガミ 3104 (4m) を購入しましたが、私にはしっくりこなかったので、中音用のと購入していたのが余っていたモガミ 2972 (4m) を使っていました。今回はそれらの経験をリセットして、下記の手持ちのスピーカーケーブル6種類を比較試聴しました。
- アコリバ SPC-REFERENCE-TripleC (2m+2m)
- アコリバ SPC-REFERENCE-TripleC(2m) + ゾノトーン 7NSP-7070 Grandio (2m)
- モガミ 2972 (スタッカード接続、15AWG x 2)
- モガミ 2972 (Myu式接続)
- モガミ 3104 (スタッカード接続、12AWG x 2)
- モガミ 3104 (Myu式接続)
低音用スピーカーケーブルの比較試聴の結果です。アコリバ SPC-REFERENCE-TripleCとゾノトーン 7NSP-7070 Grandio を継ぎ足したケーブルが、Accutonの低音用ユニット (C220-6-222)と相性が良かったです。それ以外のケーブルの音質の違いはわずかで、駄目の私にはブラインドテストで当てる自信はありません。
アコリバ SPC-REFERENCE-TripleCとゾノトーン 7NSP-7070 Grandio の結果が良かったので、更なる高音質(私好み)を求めて下記の3種類の組み合わせを試しました。
- アコリバ SPC-REFERENCE-TripleC (2本並列 2m) + ゾノトーン 7NSP-7070 Grandio (2m)
- サンシャイン SSP-reference1.0 (2本並列 2m) + ゾノトーン 7NSP-7070 Grandio (2m)
- アコリバとサンシャイン (2本並列 2m) + ゾノトーン 7NSP-7070 Grandio (2m)
ゾノトーンの 7NSP-7070 Grandio は私が所有する唯一のハイエンドに属するケーブルで、複数の異種導体そして異種線径を独立絶縁したハイブリッド構造でグルーヴ感のある低音が魅力ですので、下記のような組み合わせもありかなと思いダメ元で試してみました。
アコリバとサンシャインの違いはあるような気はしますけど、私にはブラインドでは判別できないレベルです。従って、上記のどの組み合わせでも良いのですが、ゾノトーンのケーブルがハイブリッド構造ですので、アコリバとサンシャイン (2本並列 2m) + ゾノトーン 7NSP-7070 Grandio (2m) を採用することにします。
今回、私の個人的嗜好でモガミのケーブルは選択しませんでしたが、その自然な音色は捨てがたいですので大事に保管して、またの機会に試してみます。今の私はチャーミングでアグレッシブなサウンドが好みでアデルや交響曲を豪快に聴きたいのです。
これで長かった私のケーブル選びは終わりますが、学ぶことの多く毎日が勉強で貴重な体験をしました。他の方々には参考にならない内容と思いつつも、自分の備忘録として遺すことにしました。お付き合い頂きありがとうございました😀