パワーアンプを床下に移動しましたので、スピーカーケーブルの長さが足りなくなり、現在は手持ちのケーブルを継ぎ足して音を鳴らしています。これで特に困っているわけではないですが、やはり「継ぎ足し」は精神衛生上良くありませんので、ハイエンドから程遠いレベルですが新規でスピーカーケーブルを物色しています。
我が家のシステムは4ウェイのマルチアンプ方式ですので、スピーカーケーブルの選択は悩ましいところです。低音用は15年以上前に購入した手持ちのS/A lab highend hose 3.5することで決定。他の帯域のケーブルはスタッカード接続に拘ってモガミ電線の4芯のものを選択していまして、使用する帯域によって芯線のサイズを変えています。マルチアンプ方式だからこその選択肢ですね。使用帯域と芯線のサイズは理論的な裏付けはまったくありません。直感で選びました😀
高音域に使うモガミ 2534は本来はマイク用のケーブルですが、ここは自己責任で高音用(3.5kHz以上)のスピーカーケーブルとして使います。絶縁体の耐圧は分かりませんが、パワーアンプにはAccuphaseのA-35を使っていますので3.5kHz以上の電圧はピーク値でも数十ボルトの範囲だと思いますので大丈夫でしょう。電流容量に関してはは24AWGを2本並列に使いますので不足することもないと思います。私の個人的な感覚なのですが、数kHz以上の帯域に太いケーブルを使うのは気持ち的に違和感を感じるのです。
「お値段以上」のモガミのケーブルの注文はまだこれからですが、自分の直感に変化がなければ注文する予定です。今回はマルチアンプ方式だからこそできるスピーカーケーブルの選択の話でした。