近々、私の憧れのスピーカーの一つであるSONYのSS-G9を愛用されているFさん宅にお邪魔する予定ですので、その予習をしています。
SONYのSS-G9は1970年代後半にペアで¥576,000で発売されました。当時、多くのオーディオ愛好家が憧れたJBL 4343(ペアで¥1020,000)を意識して開発されたようです。
1978年(昭53) の大卒の初任給は 105,500円 、2019年は208,826円のようですので、高価だと思っていたJBL 4343も現代のハイエンドスピーカーの値段を見ると良心的な価格だったのですね。
SS-G9には現代のハイエンドスピーカーにも通じるような数々の特徴があります。
- インライン配置
- ウーファーとミッドバスのユニットを前に出してタイムアライメント
- マグネットはアルニコ
- ネットワークにもこだわりの部品を採用
- マルチ入力端子が用意されマルチアンプ方式での駆動が可能
ユニットの仕様
- 低域用:38cmコーン型、300Hz以下
- 中低域用:20cmコーン型、300Hz-1200Hz
- 中高域用:8cmバランスドライブ型、1200Hz-5000Hz
- 高域用:3.5cmチタン振動板、バランスドライブ型、5000Hz以上
4ウェイのスピーカーが大好きな私としてはクロスオーバー周波数が300Hz、1200Hz、5000HzのSS-G9でどんな音楽が聴けるのがとても楽しみです。