地元で開催されていた、「伊豆高原オーディオの里倶楽部」主催のレコード・CD鑑賞会に参加してきました。
今回使われたスピーカーユニットはアルテックの604Bで、平面バッフルにマウントされています。この平面バッフルはユニット交換が簡単に取り替えられように作られていまして、昨年5月の例会ではタンノイ Monitor Goldとグッドマン AXIOM 80が使われました。
今回聴いたアルテック 604B
昨年5月の例会で聴いたタンノイ Monitor Gold
昨年5月の例会で聴いたグッドマン AXIOM 80
前半は6G8Bを使った真空管式プッシュプルパワーアンプで駆動され、レコードの音がライブな部屋一杯に気持ち良く響き、正しく豊潤な音です。不思議なことにCDの音はこじんまりして平面的に聴こえます。機器の組み合わせによってはアナログの方が音が良いと言われるのが分かったような気がします。
後半は日立のMOS-FETを使ったシングルのパワーアンプが使われました。こちらの組み合わせでは、音は少し上品で細めですが、レコードとCDの音の質感にさほどの違いを感じません。同じ部屋、同じスピーカーなのに不思議ですね。
開放的な空間で素敵な音楽鑑賞会
我が家とは対極にある方向性の音ですが、このようなビンテージ系のシステムで聴く音楽も楽しいものです。
地元のペットショップを覗いたら、これ以上ないような姿で寛いでいる子猫を発見。思わず笑みが出ますが、新しい家族に可愛がられることを願うばかりです。