Myu Audio日記

オーディオ関連のブログです。

スピーカーの配置決定と試聴結果

我が家での最終的なピーカーと試聴の位置は、カルダス式と奇数分割式を足して2で割ったような結果になりました。部屋のサイズの比率がカルダス奨励とは違いますので、理にかなった結果だと思っています。
 
カルダス式では、スピーカーの位置が部屋の中央に近過ぎて視覚的な違和感がありました。横壁からの位置はカルダス式でOK、前壁からの位置はカルダス氏奨励値より30cm前壁側に寄せました。試聴位置は、奇数分割の1/3に近い場所で、視覚的にも自然な感じがします。
 
スピーカーと試聴位置は正三角形では交響曲を指揮台で(未体験ですが)聴いている感じで、私にはチョット近過ぎ、1.6倍タイプのハズキルーペを掛けて(こちらも未体験)音楽を聴いている感じになります。前から10列目の席あたりが私が気持ち良く聴ける・見える位置のようです。
 
最終的な配置(□がスピーカーの、○が試聴位置)
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上記の配置での定在波の影響は下記のようになりました。偶然にも我が家の”チャンピオンデータ”に近い結果が得られました。首を数センチ動かしたら300-500Hzの値が変わりますので、自己満足にすぎませんが、視覚的な収まりと音響特性の結果が両立できて嬉しいです。
 
最終的な配置での定在波の影響
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新しい配置で試聴してみました。以前紹介しました Martin Grubinger 「Drums 'n 'chant」 やAdele の 「Live at The Royal Albert Hall」 をかなり大きめの音量で聴きました。良い音で鳴ってくれると自然と音量も上がります。大音量で再生してこそ、オーディオの醍醐味が味わえると音源を選びました。
 
ダイナミックオーディオのHALに於いてHIRO Acoustic MODEL-C8CS 再生した Martin Grubinger 「Drums 'n 'chant」 はオーディオ再生音から凄みすら感じましたが、我が家ではそのレベルまでは達していませんが、オーディオ的快感は十分に味わえるレベルです。AccutonのAS250の追加なしではこの音は得られていないです。
 
特に、7曲目の 「Antiphona:Crucem tuam adorams」 では、大音量で再生しますとスピーカー後方に200インチのスクリーンに演奏の映像が立体的に映し出される感じになり、オーディオの醍醐味が味わえます。音圧はiPhoneアプリを使っての簡易的な測定ですが、試聴位置で最大104dBでした。かなりの音量ですので、音楽を体で浴びる感じにはなりますが、指向性の広いスピーカーでの再生ですので耳が痛い感じはしません。長時間の大音量は耳に悪いですので、勝負曲の時は短時間ですが耳に頑張って貰っています。
 
Martin Grubinger 「Drums 'n 'chant」
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Adele の 「Live at The Royal Albert Hall」 (CD+DVD付)は最近購入したのですが、とてもお勧めです。Adeleの歌唱力はもちろんですが、その飾らない人柄と歌詞の素晴らしさが観客を引き付けているようです。有名なハリー・ベラフォンテのライブ盤 「Belafonte at Carnegie Hall」 に匹敵するレベルの内容です。特に、最後の17曲目の 「Rolling in the Deep」 ではアデルと観客が一体となってライブを盛り上げているのに感動します。ライブ映像では、観客がAdele のライブを心から楽しんでいる様子が伺えます。
 
我が家ではスピーカーの後方に音楽が展開されますので、ステージ後方からアデルと観客を見ている感じになります。ホーンタイプのスピーカーでは音が前に出てきますので、観客の一人になる感じが味わえるのかもしれませんね。
 
Adele 「Live at the Royal Albert Hall」
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一通り、音楽を聴いてから、IsoTekのTHE ULTIMATE SYSTEM SET-UP DISCのトラック4 – 6を使い確認しました。かなり、明瞭な定位感が得られて良い感じです。
  • トラック 4:          スピーカーポジションテスト
  • トラック 5 – 6:    サウンドステージテスト
 
IsoTek THE ULTIMATE SYSTEM SET-UP DISC
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NORDOSTのテストCDからトラック14-15の 「LEDR Tests」 でも確認しましたが、結果はチョット自信ありません。まだまだ、修行が足りないようです。ソファーの前にある高さ45㎝のテーブル(レコード収納も兼ねる)が悪さしているのかもしれませんが、この部屋は第2リビングルームの役目も担っていますので、オーディオを優先するか居心地を優先するか悩ましいところです。
 
NORDOST SYSTEM SOLUTION
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それから、スピーカーの内振りの角度は、我が家では視覚的・音響的な観点から、後ろの壁中央に焦点が合うようにするのがベストのようです。これは偶然ですが、最近平蔵さんのブログで紹介されていた結果と同じになりました。
 
 
 
 

 
我が家のバラも少しずつですが咲き始めました。バラを始めてまだ4年目の初心者ですが、今年が一番苗が良い状態で開花を迎えられました。
 
 
色鮮やかな 「カリフォルニア ドリーミング」
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